2023年F1統計:リタイヤ、DNS、失格、欠場ランキング

F1アブダビGPの決勝レースを前に行われたシーズン最終戦恒例のドライバー集合写真撮影の様子、2023年11月26日ヤス・マリーナ・サーキットCourtesy Of Ferrari S.p.A.

2023年シーズンのFIA-F1世界選手権全22戦の決勝及びスプリントで記録されたDNS(未出走)、DNF(リタイヤ)、失格、欠場の各回数をドライバー別に集計した。

フル参戦ドライバーの中で、そのいずれもがゼロ回だったのはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)だけだった。圧倒的な強さで3度目のタイトルを獲得した26歳のオランダ人ドライバーは全てのレースとスプリントを完走した唯一のドライバーだ。

最多はローガン・サージェント(ウィリアムズ)の9回で、DNFが8回、DNSが1回だった。決勝レースに限ればDNFが7回(完走率68.2%)と、約3レースに1回はリタイヤした計算だ。

順位 ドライバー DNF DNS 失格 欠場
1 マックス・フェルスタッペン
Red Bull
0 0 0 0 0
1 ダニエル・リカルド
AlphaTauri
0 0 0 0 0
3 ランド・ノリス
McLaren
1 0 0 0 1
3 リアム・ローソン
Red Bull
1 0 0 0 1
5 ルイス・ハミルトン
Mercedes
1 0 1 0 2
5 ニック・デ・フリース
AlphaTauri
2 0 0 0 2
7 フェルナンド・アロンソ
Aston Martin
3 0 0 0 3
7 カルロス・サインツ
Ferrari
2 1 0 0 3
7 オスカー・ピアストリ
McLaren
3 0 0 0 3
7 ピエール・ガスリー
Alpine
3 0 0 0 3
7 バルテリ・ボッタス
Alfa Romeo
3 0 0 0 3
7 ニコ・ヒュルケンベルグ
Haas
3 0 0 0 3
7 周冠宇
Alfa Romeo
3 0 0 0 3
14 セルジオ・ペレス
Red Bull
4 0 0 0 4
14 アレックス・アルボン
Williams
4 0 0 0 4
14 角田裕毅
AlphaTauri
3 1 0 0 4
17 シャルル・ルクレール
Ferrari
3 1 1 0 5
17 ジョージ・ラッセル
Mercedes
5 0 0 0 5
17 ケビン・マグヌッセン
Haas
5 0 0 0 5
20 ランス・ストロール
Aston Martin
5 1 0 1 7
21 エステバン・オコン
Alpine
8 0 0 0 8
22 ローガン・サージェント
Williams
8 1 0 0 9

シャルル・ルクレール(フェラーリ)とルイス・ハミルトン(メルセデス)は共に、プランクの摩耗が規定要件を超えたためアメリカGPで失格となった。DNF、DNS、失格の3項目を全て記録したのはルクレールのみだった。

唯一、欠場を記録したのはランス・ストロールだ。予選でのクラッシュを受けアストンマーチンはシンガポールGPでフェルナンド・アロンソ1台のみを出走させた。

スプリントで複数回以上(2回)のDNFを喫したのはセルジオ・ペレス(レッドブル)だけだった。

この記事をシェアする

モバイルバージョンを終了