フェルスタッペン「運転する楽しさがある」50台限定のホンダe リミテッド・エディションをドライブ
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現役のF1ワールドチャンピオン、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)がホンダの都市型電気自動車「Honda e」の50台限定モデル「リミテッド・エディション」をドライブした。
欧州で50台のみ販売される新型リミテッド・エディションは、「Advanceグレード」をベースに新色プレミアム・クリスタル・レッドを採用したモデルで、3万8,120ポンド(約617万円)で7月4日に販売が開始された。
ホンダと共に2021年のFIA-F1世界選手権ドライバーズチャンピオンを獲得したフェルスタッペンは、4月22~24日のエミリア・ロマーニャGPを前に、多彩なストリートアートで世界的に知られるイタリア・ドッツァ近郊で、ホンダが提案する都市型コミューターのステアリングを握った。
中世の面影が残る村々の狭くうねるような通りを走り終えたフェルスタッペンは「ホンダeのリミテッド・エディションは兎に角、ラブリーなクルマだね。ファンキーなルックスとコンパクトなデザイン、そして運転する楽しさがある。アーバンビークルとして最高だよ」と語った。
深みのある鮮やかな赤のボディにブラックルーフが映えるリミテッド・エディションは、17インチのブラックアルミホイールを採用することで、その洗練されたスタイリングを更に高めている。
ホンダは昨年末を以て、レッドブル・レーシング及びスクーデリア・アルファタウリのF1パワーユニット(PU)サプライヤーの立場を退きF1から撤退しているが、テクニカルパートナーという肩書で今季も変わらず両チームにPU一式を供給し続けている。
「レッドブル・パワートレインズ」のバッジネームが掲げられたE10燃料対応の今季ホンダ製PUは、7月3日の第10戦イギリスGPを経て7勝を上げており、ドライバー及びコンストラクター選手権におけるレッドブルの首位独走を影で支えている。