トヨタ、WRCの知見投じた「GRヤリス」を東京オートサロン2020で世界初公開
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トヨタは11日、来年1月に開催される東京オートサロン2020で、GRヤリスを世界初公開すると発表した。このイベントは、2020年1月10日(金)から12日(日)までの3日間の日程で、千葉県美浜区の幕張メッセにて開催される。
GRヤリスは、GRスープラに続くTOYOTA GAZOO Racingのスポーツカーシリーズ「GR」のグローバルモデル第2弾。FIA世界ラリー選手権（WRC）で学び・鍛えた知見を惜しみなく投入したモデルで、オートサロンの舞台でワールドプレミアされる。トヨタは2017年にWRCに復帰し、昨年はマニュファクチャラー選手権、今年はドライバーおよびコ・ドライバー選手権タイトルを獲得した。
初公開に先立って、マスタードライバーでもあるモリゾウこと豊田章男社長が最終テストを行った映像が公開された。また、12月15日（日）に富士スピードウェイで開催されるTOYOTA GAZOO Racing FESTIVAL2019では、テストカーによるデモ走行が予定されている。
モリゾウ氏は動画の中で「ガソリン臭さやエンジンの唸りがたまらない。このクルマは、そんなクルマオタクの僕が持っているワイルドな一面を引き出してくれる」とコメント。豪快に砂煙を上げながらもGRヤリスを走らせた。
トヨタはGRヤリスの他に、WRCの2020年参戦マシンやGR PARTS装着車両、GRスープラとしてはGT4車両とSuper GT参戦マシン、そしてGR PARTS装着車両を東京オートサロン2020で展示する。
また他にも、コンセプトモデルの「86 BLACK LIMITED Concept」や、TS050 HYBRID 2019年ル・マン優勝車両などのモータースポーツマシンや、WRCの2020年新体制及び、GRヘリテージパーツプロジェクトの発表が予定されている。