ザウバー、F1ラスベガスGPに向け「燃えるような精神」を称える特別リバリーを発表
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ステイクF1チームKICKザウバーは、米国現地11月21~23日に開催されるF1第22戦ラスベガスGPの週末に、「炎」をテーマとした特別なリバリーをC44に採用する。バルテリ・ボッタスと周冠宇が着用するレーシングスーツやガレージにも、同様のデザインが施される。
スイス・ヒンウィルのチームはラスベガス市街地コースで開催された昨年大会で、オールブラックで統一されたボディに、アルファロメオのクアドリフォリオ(四つ葉のクローバー)とトランプの絵柄が構成したスペシャルカラーを採用した。
2024年大会に先立ち発表された今年のデザインには、シャシーの命名権を持つ動画ライブ配信サービス「KICK」のネオン・グリーンが取り入れられ、フロントウイングとモノコックの後部に炎のモチーフが施された。
今回のリバリーについてザウバーは、「どんな困難が立ちはだかろうとも、最後まで決して諦めない」というチームの不屈の精神、そしてエルヴィス・プレスリーのパフォーマンスを含め、人々を魅了し続けるベガスの「燃えるような精神」を称えるデザインだとしている。
ザウバーは今季21戦を終えて、唯一のノーポイントチームとしてコンストラクターズ選手権最下位に沈んでいる。シーズン残り3戦でのポイント獲得を目指すことになるが、昨年のラスベガスGPでは2台共、ポイント圏外に終わった。
3シーズンを通してタッグを組んできた周冠宇とバルテリ・ボッタスは共に、今シーズン末限りでチームを去り、来年はニコ・ヒュルケンベルグとガブリエル・ボルトレートがラインナップを組む。