ロバート・クビサ、F1ザウバー時代に馴染みのBMWからDTMテストに参加
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BMWモータースポーツはドイツ現地5日、ウィリアムズから2019年シーズンのF1世界選手権に参戦していたロバート・クビサを、来週行われるDTMヤングドライバー・テストに起用すると発表した。34歳となったクビサは、かつて2006年から2009年までザウバーBMWのドライバーとして選手権を戦い、2009年のカナダではF1唯一の勝利を飾った。
「ヘレスでBMW M4 DTMを試すチャンスを与えてくれたBMWモータースポーツに感謝したい」とロバート・クビサ。「テストするのを本当に楽しみにしている。ターボエンジンを搭載したDTMのレーシングマシンを体験出来るんだからね」
「僕は新しい挑戦を模索しており、DTMは間違いなくその中の1つだ。DTMはトップクラスのシリーズだし、ドライビングレベルは非常に高い。でもまずは、テストを実施してみて、僕に何ができるのかを確認する必要がある」
BMWグループのモータースポーツディレクターを務めるイェンス・マルカートは「ロバート・クビサにヘレステストの参加の機会を与える事ができ嬉しく思っている」との声明を発表した。
「ロバートは国際モーターレース界の大物であり、フォーミュラ1などのトップシリーズで多くの経験を積んできた。我々は、彼がどのようにBMW M4 DTMのようなツーリングカーをドライブするのか非常に興味を持っている」
BMWはクビサの他に、今シーズンのワークスドライバーにして、ドイツ出身の29歳、ニック・イェロリーを起用する事を発表している。
ヘレステストは12月10日から13日まで、スペイン南部のヘレス・サーキットにて行われる。