仮想通貨がF1に初参入…レッドブル・ホンダ、FuturoCoinとパートナーシップを締結
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今季よりホンダ製F1パワーユニットを搭載するアストンマーチン・レッドブル・レーシング(Aston Martin Red Bull Racing)は5日、FutureNet社の仮想通貨「FuturoCoin」とのパートナーシップ締結を発表した。ビットコインに代表される暗号通貨がF1チームのスポンサーとなるのはFuturoCoinが初となる。
具体的な年数は明らかにされていないもの、契約は複数年にまたがるものであり、この契約によってレッドブル・ホンダの2019年型F1マシン「RB15」、チームトランスポーター、そしてピエール・ガスリーとマックス・フェルスタッペンのレーシングスーツにFuturoCoinのロゴが掲載される事になる。
「ブロックチェーン技術と暗号通貨の注目度は年々本当に高まっている。仮想通貨をスポンサーに迎え入れた初のF1チームとなる事を嬉しく思う」とクリスチャン・ホーナー代表。「セキュアなデジタル通貨は技術開発の最先端をリードしており、我々としてはその革新的な活動の一役を担う事を本当に楽しみにしている」
FuturoCoinの共同創設者であるポーランド出身のRoman ZiemianはF1と暗号通貨の親和性は高いと主張。レッドブル・レーシングを通したブランディングに高い期待感を示した。
「暗号通貨とフォーミュラ1はスピードやテクノロジー、時代の先駆者という意味で非常によく似ている。私はモータースポーツの大ファンであり、F1は常に私を魅了してきた。今回のスポンサーシップは、当社の新しい章の幕開けであり、FuturoCoinの認知度を高めるためのグローバルなプラットフォームとなる事だろう」