ロビン・ミラー、71歳で死去…インディカーTV解説などで活躍

フェルナンド・アロンソにインタビューするNBCパーソナリティのロビン・ミラー、2019年4月24日インディ500テストにてCourtesy Of INDYCAR

インディカー・シリーズのテレビ解説等で活躍した米国のモータースポーツ・ジャーナリスト、ロビン・ミラー(Robin L. Miller)氏が8月25日にインディアナポリスで亡くなった。享年71歳。

7月に末期の白血病であることを告白。仕事への復帰に意欲をみせていたが帰らぬ人となった。生涯独身を貫いた。姉のダイアン、姪のエミリーとアシュリーが残された。

インディアナ州のサウスポート出身で、特にインディアナポリス500マイルレースやインディカー・シリーズを扱うライター、コラムニストとして知られた。

地元の日刊紙「インディアナポリス・スター」のスポーツライターとしてキャリアをスタートさせ、50年以上に渡って様々なメディアで記事を執筆。ESPNやNBCではテレビパーソナリティを務めた。

インディアナポリス・モーター・スピードウェイ(IMS)は2019年、ロビン・ミラーが年1度のインディ500を50回の取材した事を機に「ロビン・ミラー賞」を創設した。これはスポーツのために情熱と絶え間ない仕事を成し遂げた人物に毎年贈られる。

インディカー・シリーズのオーナーでもあるロジャー・ペンスキーIMS会長は「レース界は最も尊敬され最も愛されていた人物を失った」との談話を発表した。

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