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残りは後2日間のみ…第二回プレシーズンテスト3日目のセッションが幕を開けた。開始時刻の気温は6℃、路面温度14℃のドライコンディション。8日木曜のバルセロナはどんよりとした雲が覆い、気温の上昇があまり期待できそうにない。
各車ともにいよいよ本領発揮か?柔らかめのコンパウンドを履いて、積極的にショートランを実施。結果として、昨日までと比較して、ラップタイムは大幅な上昇曲線を描いている。
午前のセッションを終えて最速タイムを記録したのはフェラーリのセバスチャン・ベッテル。最も柔らかいハイパーソフトタイヤを履き、後続を1秒以上引き離す16秒台目前の1分17秒182をマークした。昨日ダニエル・リカルド(レッドブル)が残したファステストタイムを1秒近く上回り、非公式ながらもコースレコードを更新した。
2番手には同じくフェラーリエンジン「062 EVO」を搭載するハースのケビン・マグヌッセン。上位勢では唯一赤色スーパーソフトタイヤを履き18秒360の2番手タイムを記録した。3番手にはハイパーソフトのルノー、ニコ・ヒュルケンベルグ。ベッテルから1.5秒遅れの18秒675をマークした。
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4番手には、連日印象的な速さを示し続けているトロロッソ・ホンダのピエール・ガスリー。スーパーソフトでの走行を続けていたガスリーSTR13は、正午前にウルトラソフト、ハイパーソフトと、立て続けにより柔らかいコンパウンドにスイッチし、1分18秒758の4番手タイムを記録した。
ガスリーはセッション終了直前、最速フェラーリに続く1分17秒805という驚きのファステストを刻んでみせたが、シケインを横切ったとしてこのタイムは抹消された。ホンダの18年仕様F1エンジン「RA618H」は、テスト期間中にも絶えずアップデートが投入されている。
5番手にはマクラーレンのストフェル・バンドーン。ガスリーからコンマ1秒遅れの18秒855を記録した。お昼前の2〜3時間はガレージに籠もっていたものの、チェッカーフラッグ直前にコースインし数周を重ねた。周回数は48周に留まっている。
ウィリアムズFW41のステアリングを握ったのはロバート・クビカ。ウィリアムズ勢最速の1分19秒119を記録した。午後はランス・ストロールが引き継ぐ予定となっている。
3日目の午後のセッションは、現地14時から18時までの4時間に渡ってスペイン、カタロニア・サーキットで行われる。
第二回 F1合同テスト3日目午前 順位結果
Pos. | Driver | Team | Time | Tyre | Lap |
---|---|---|---|---|---|
1 | セバスチャン・ベッテル | フェラーリ | 1分17秒182 | ハイパーソフト | 84 |
2 | ケビン・マグヌッセン | ハース | 1分18秒360 | スーパーソフト | 76 |
3 | ニコ・ヒュルケンベルグ | ルノー | 1分18秒675 | ハイパーソフト | 79 |
4 | ピエール・ガスリー | トロロッソ・ホンダ | 1分18秒758 | ハイパーソフト | 67 |
5 | ストフェル・バンドーン | マクラ-レン | 1分18秒855 | ハイパーソフト | 48 |
5 | マーカス・エリクソン | ザウバー | 1分19秒244 | ハイパーソフト | 72 |
7 | バルテリ・ボッタス | メルセデス | 1分19秒532 | ミディアム | 97 |
8 | ロバート・クビサ | ウィリアムズ | 1分19秒629 | スーパーソフト | 73 |
9 | セルジオ・ペレス | フォース・インディア | 1分19秒634 | スーパーソフト | 71 |
10 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル | 1分19秒842 | ソフト | 77 |