F1テスト7日日開始:トップチーム本領発揮、レッドブル・ホンダがトップ発進!
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F1バルセロナ合同テスト7日目のセッションが2月末日現地9時、日本時間17時に、気温6度・路面温度7度のドライコンディションでスタートした。残り後2日。遂にトップチームが実力の片鱗を見せつけてきた。
開始一時間、硬めのC2コンパウンドを履いたルイス・ハミルトンが1分18秒097をマークしてまずは暫定トップ。開幕戦仕様のメルセデスW10の実力を確かめるように、実に印象的な速さを披露した。
ハミルトンの今季テスト最速は、先週記録した1分17秒977秒。ただしこれはC4タイヤでの設定タイムであり、今回同じタイヤを履いていたと仮定すると16秒台に突入し、テスト通算最速ラップとなる計算だ。
だが、そんなハミルトンに噛み付いたのはレッドブル・ホンダのピエール・ガスリーだ。ハミルトンのタイム計測から30分と経たない内に、C3コンパウンドで1分17秒911をマーク。タイムシートの最上部に名を刻んだ。
トロロッソ・ホンダの新人アレックス・アルボンも負けてはいない。先輩ガスリーと同じC3タイヤを履いて、コンマ3遅れの5番手タイムを記録している。
連日の信頼性トラブルによって、急遽ラインナップの計画変更を余儀なくされたスクーデリア・フェラーリは、2交代制を取りやめて、この日は昨日1周しか走れなかったシャルル・ルクレールが終日起用。まだ手探りといった雰囲気だが、無事にインスタレーション・ラップを終えると、ソフトタイヤ相当のC3で4番手タイムをマーク。現在20周を走行している。
現時点では大きなクラッシュやコースオフは見られず、赤旗なしに時計の針が進んでいる。
F1合同テスト《7日目》1時間半経過速報
Pos | Driver | Team | Time | Tyre | Laps |
---|---|---|---|---|---|
1 | ガスリー | レッドブル | 1:17.911 | C3 | 21 |
2 | ハミルトン | メルセデス | 1:18.097 | C2 | 31 |
3 | ヒュルケンベルグ | ルノー | 1:18.229 | C4 | 29 |
4 | ルクレール | フェラーリ | 1:18.344 | C3 | 20 |
5 | アルボン | トロロッソ | 1:18.345 | C3 | 27 |
6 | ジョビナッツィ | アルファロメオ | 1:18.577 | C3 | 27 |
7 | ストロール | レーシングポイント | 1:18.605 | C2 | 19 |
8 | マグヌッセン | ハース | 1:19.130 | C3 | 30 |
9 | ノリス | マクラーレン | 1:19.534 | proto | 15 |
10 | ラッセル | ウィリアムズ | 1:20.342 | C4 | 16 |
ー | リカルド | ルノー | ー | ー | ー |
ー | ボッタス | メルセデス | ー | ー | ー |