俺たちはまだタイムを追求しちゃいない、とフェルスタッペン&アルボン / Red Bull テスト《3日目》

レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンとアレックス・アルボンCourtesy Of Red Bull Content Pool

レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンとアレックス・アルボンが、2月21日(金)に行われた2020年F1バルセロナテスト3日目のセッションと第一回テスト全体を振り返った。

この日は午前をフェルスタッペンが、午後をアルボンが担当。2人合わせて169周の大量周回を重ねた。両者はともに硬めのC2コンパウンドでタイムを計測し、フェルスタッペンが8番手、アルボンが10番手タイムをマークした。

3日間に渡って行われたテスト1では、一度もパフォーマンスランを行わなかったレッドブル・ホンダ。C5コンパウンドを履いての予選ランは、来週から始まるテスト2を待たねばならないが、2人のコメントからはRB16の真の力が幾らか透けて見えてくる。

レッドブル:バルセロナテスト3日目

マックス・フェルスタッペン順位: 8位 / 周回数: 86周

今日もまたしっかりと周回を重ねることができた。テスト1週目は新車への理解を深める事が目的だから、走り込めているのは本当に良いことだ。

まだラップタイムにはこだわっていない。まずは、クルマの動作確認と信頼性チェックを行い、あらゆる部分を確認しながらテストする事に注力している。

すごくポジティブなテストになってるし、マシンの感触はずっと良い。まだ学ばなきゃならない事が山積みだけど、最初のテストの最終日としては文句なしに満足している。

アレックス・アルボン順位: 10位 / 周回数: 83周

今週は他の何よりも信頼性の確認とシステムチェックを最優先していた。すべてが本当にスムーズだった。マシンの感触はよく、トラックに出るたびにどんどん改善されていった。今はこのマシンでの走行経験を重ねて、メルボルンに備えて準備を整えていきたい。

(RB16は)昨年のマシンと比べて間違いなく競争力が上がっていて確実に進化を遂げている。今週は堅実に作業を進めてこれたし、来週の第2回テストに向けて良いベースが作れたと思う。


テスト1の最終日をトップで締め括ったのはメルセデスのバルテリ・ボッタス。2番手にはルイス・ハミルトンが続きシルバーアローが1-2を独占した。3番手はルノーのエステバン・オコンという結果となった。

2020年F1バルセロナテスト4日目のセッションは、4日間の休みを挟んで2月26日(水)現地9時、日本時間17時からスペインのカタロニア・サーキットで開催される。

この記事をシェアする

関連記事

モバイルバージョンを終了