ニック・デ・フリース、角田に続きイモラで「AT02」テスト…アルファタウリでの初陣に向け本腰準備
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アルファタウリでのF1フル参戦デビューに向け、ニック・デ・フリースが昨日の角田裕毅に続きイモラ・サーキットで2021年型「AT02」をドライブした。
アレックス・アルボンの代役として昨年の9月にモンツァで開催されたイタリアGPで鮮烈の9位入賞デビューを果たしたデ・フリース。アルファタウリのF1マシンを走らせるのは昨年末のアブダビテストに続き今回が2回目だ。
チームが1月25日(水)に公開した動画には、見慣れないカーナンバー「21」が付けられたデ・フリース駆るAT02が水しぶきを挙げながらコースを周回している様子が収められている。
同じ日にはカルロス・サインツが2021年型フェラーリ「SF-21」のステアリングを握り、フィオラノ・サーキットで119周(354km相当)を走り込んだ。
こちらも寒さと雨のために理想的なコンディションとは程遠い状況であったが、最終的にはフルウェットからスリックに交換した。
コース脇ではフェラーリ・ドライバー・アカデミー(FDA)所属のマヤ・ウォグとアルトゥール・ルクレールがその様子を見学した。
26日(木)にはシャルル・ルクレールがステアリングを引き継ぎ、ロバート・シュワルツマンから始まった3日間のプライベートテストを締めくくる予定だ。