モンスターエナジー、2024年F1に向けてメルセデスからマクラーレンに鞍替え…14年の関係に終止符
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米国の大手飲料企業モンスター・ビバレッジのエナジードリンク・ブランド「モンスターエナジー」は、14年間に渡るメルセデスF1チームとの関係に終止符を打ち、2024年よりマクラーレンのスポンサーを務める。
アブダビテストが行われた2023年11月28日(火)、モンスターエナジーとマクラーレンとの複数年契約が発表された。具体的な年数は明らかにされていない。
契約の一環として2024年シーズンより、ランド・ノリスとオスカー・ピアストリのヘルメット、レーシングスーツ、キャップ、ドリンクボトルにモンスターエナジーのロゴが掲出される。
またモンスターエナジーとマクラーレンは、ファン向けにエキサイティングなアクティベーションやオリジナルコンテンツを制作する。
モンスターエナジーについてマクラーレンのザク・ブラウンCEOは「大胆なアイデアと素晴らしいコンテンツを通じてアスリートを祝福」する事に長けたブランドであるとして、「ファンを巻き込み、楽しませる新しい方法を見つけるのが待ちきれない」と語った。
メルセデスは2014年のV6ハイブリッド・ターボ導入以降、支配的なパフォーマンスを発揮し、資本力のある大手スポンサーにとって魅力的な提携先であり続けてきたが、新たな技術規定が導入された2022年以降はタイトル争いから遠ざかっている。
モンスター・ビバレッジのロドニー・サックス会長兼共同CEOは、「メルセデスAMGペトロナスF1チーム、特にトト・ウォルフに対して、10年以上に渡るパートナーシップおよび、それによって素晴らしい成功を共に祝えた事に心から感謝したい」と語った。
モンスターエナジーはルイス・ハミルトンとも個人的なスポンサー契約を結んでいる。こちらに関するアナウンスはないため、継続が予想される。