F1王者ミカ・ハッキネン、2022年レース・オブ・チャンピオンズに参戦!団体戦でボッタスとタッグ
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1998年と1999年のダブルF1ワールドチャンピオン、ミカ・ハッキネンが2022年2月5日~6日にスウェーデンのピテ・ハブスバッドで開催されるレース・オブ・チャンピオンズ(ROC)に参戦する事が決まった。
”フライング・フィン”として高い人気を誇った53歳の元マクラーレンF1ドライバーはROC個人戦と合わせて、メルセデスF1のバルテリ・ボッタスと共にフィンランド代表としてROCネーションズカップの獲得を目指す事になる。
「レース・オブ・チャンピオンズへの参戦が決まって本当に胸が高まっている」とハッキネン。
「F1とは大きく異なるだろうが競争するのは大好きだし、雪や氷の上を走るのはさぞ壮観だろう。イベントに向けてフィンランド北部にある自宅で練習してみるつもりだ」
舞台となるのは北極圏から僅か96kmの場所に位置するスウェーデンのリゾート地、ピテ・ハブスバッドで、凍てつくバルト海に設けられるコースは雪と氷に覆われる。
ハッキネンとのタッグが決まった事についてボッタスは「ミカと良き友人になった事だし、フィンランド代表のチームメイトとしてROCネーションズカップを共に戦える事になり本当に嬉しく思っている」と語った。
「でも、その後の個人戦のレース・オブ・チャンピオンズでは当然、お互いに相手を打ち負かす覚悟で戦うつもりだ。誰が優勝したとしてもファンに楽しんで貰えるんじゃないかと思う」
様々なカテゴリーのトップドライバー達が集うオフシーズン恒例の2022年オールスターイベントには現時点で両者の他に、9度のルマン・ウィナーであるトム・クリステンセン、FIA世界ラリークロス(WRX)王者のヨハン・クリストファーソンとペター・ソルベルグ、9度のWRCチャンピオンであるセバスチャン・ローブ、ROCで3度の優勝を誇るマティアス・エクストロム、2021年アメリカン・ラリー王者のトラビス・パストラーナらのエントリーが発表されている。