マクラーレン、2023年F1リザーブにアレックス・パロウを起用
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2021年のインディカーチャンピオン、アレックス・パロウが2023年のマクラーレンF1公式リザーブドライバーに就任する事が12月1日(木)に正式発表された。
来年もチップ・ガナッシ・レーシング(CGR)からインディカーに参戦するが、日程が重複しないF1スペインGPを含む約半分のF1レースウィークに参加する見通しだ。
25歳のスペイン人ドライバーはランド・ノリスあるいは新加入のオスカー・ピアストリのどちらかが不測の事態によってドライブできない場合、代わりにステアリングを握る事になる。
パロウは今年、F1アメリカGPのフリー走行で2022年型「MCL36」をドライブした他、ドライバー開発テストプログラムの一環としてカタロニア・サーキットとレッドブル・リンクで「MCL35M」を走らせている。
チーム代表を務めるアンドレアス・ザイドルは「アレックスを来季のリザーブドライバーの一人として迎えることができ嬉しく思う」と語った。
「オースティンでのFP1セッションと、今年のドライバー開発テストでの走りは印象的だった」
「2021年のインディカーのタイトルが特にそうだが、彼はこれまでにモータースポーツの世界で数多くの特筆すべき実績を挙げてきた」
「チームにおける彼の役割を拡大できることは素晴らしいことだし、我々は彼とより密接に仕事に取り組むことを楽しみにしている」
一方のパロウは「2023年にマクラーレンのリザーブドライバーの一人としてチームに参加できることに興奮している」と語った。
「これまでMCL35MとMCL36の両方のステアリングを握り、素晴らしい経験をさせてもらった。来年のクルマが待ち遠しい」
「ドライバーとして成長し続けていくことを楽しみにしている。信頼を寄せてくれたマクラーレンに感謝したい」
パロウはこれまでにインディカー・シリーズで優勝4回、表彰台15回を獲得。2021年にはスペイン人ドライバーとして初めてチャンピオンを獲得した。