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日本時間20日土曜に行われたインディ500マイル「ファスト・フライデー」を制したのは、セバスチャン・ブルデー(デイル・コイン・レーシング)、233.116mphを記録し賞金1万ドルを手にした。インディ500マイル予選前の最後のプラクティスは「ファスト・フライデー」と呼ばれ、この日の最高速度を記録したドライバーには賞金が与えられる。元F1ドライバーのブルデーは、スリップ・ストリームなしの単独走行でも2番手を記録、仕上がりの良さを感じさせる。
トップ5の内4人はF1ドライバー
2位はライアン・ハンターレイ、3位には佐藤琢磨、4位にはフェルナンド・アロンソが続き、4日目に引き続きアンドレッティ・ホンダ勢が上位を独占した。5位にはシボレーエンジン最速のファン・パブロ・モントーヤ(ペンスキー)が滑り込み、トップ5の内4人がF1ドライバー経験者という結果だった。
降雨と2度のマシンクラッシュ
日本時間深夜1時から行われたセッションは、どんよりした空模様の中でスタートし、降雨による3時間弱の中断を経て7時に終了した。この日は、ザック・ビーチ(AJフォイト)とスペンサー・ピゴット(フンコス)の2台が壁の餌食になりマシンを大破させた。前日までと異なり、ファスト・フライデーからはターボチャージャーが新たに追加されエンジンは大幅に出力アップ、各チームともに予選に向けてマシンのセッティングを調整した。
ハイライト動画
Pos | Driver | Team | Speed |
---|---|---|---|
1 | セバスチャン・ブルデー | Dale Coyne | 233.116 |
2 | ライアンハンターレイ | Andretti | 232.132 |
3 | 佐藤琢磨 | Andretti | 231.969 |
4 | フェルナンド・アロンソ | Andretti | 231.827 |
5 | ファン・パブロ・モントーヤ | Team Penske | 231.682 |
6 | ジェームズ・ヒンチクリフ | Schmidt Peterson | 231.517 |
7 | ミカエル・アレシン | Schmidt Peterson | 231.447 |
8 | ジェイ・ハワード | Schmidt Peterson | 231.255 |
9 | エド・ジョーンズ | Dale Coyne | 231.252 |
10 | アレクサンダー・ロッシ | Andretti | 231.191 |
11 | トニー・カナーン | Chip Ganassi | 231.054 |
12 | スコット・ディクソン | Chip Ganassi | 231.016 |
13 | エリオ・カストロネべス | Team Penske | 230.982 |
14 | オリオール・セルビア | Rahal Letterman | 230.887 |
15 | マルコ・アンドレッティ | Andretti | 230.796 |
16 | ウィル・パワー | Team Penske | 230.717 |
17 | エド・カーペンター | Ed Carpenter | 230.712 |
18 | マックス・チルトン | Chip Ganassi | 230.636 |
19 | J.R.ヒルデブランド | Ed Carpenter | 230.627 |
20 | チャーリー・キンボール | Chip Ganassi | 230.335 |
21 | ピッパ・マン | Dale Coyne | 230.104 |
22 | グラハム・レイホール | Rahal Letterman | 230.007 |
23 | シモン・パジェノー | Team Penske | 229.973 |
24 | ジョセフ・ニューガーデン | Team Penske | 228.624 |
25 | ジャック・ハーベイ | Andretti | 228.426 |
26 | セージ・カラム | Dreyer & Reinbold | 228.159 |
27 | カルロス・ムニョス | AJ Foyt | 227.956 |
28 | コナー・デイリー | AJ Foyt | 227.225 |
20 | ギャビー・チャベス | Harding | 227.168 |
20 | ザック・ビーチ | AJ Foyt | 227.082 |
31 | セバスチャン・サーべドラ | Juncos/AFS | 226.224 |
32 | スペンサー・ピゴット | Juncos | 226.170 |
33 | バディ・ラジアー | Lazier Partners | 219.640 |