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現在進行中のF1第3戦ハンガリーGP決勝レース。アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーは、ウェットとドライが混在する微妙なコンディションに手を焼き後退するマシンが相次ぐ中、堅実にレースを進めていたものの、15周目にマシン後方から白煙を履いてリタイヤを喫した。
現時点でトラブルの原因は分かっていないが、ガスリーは無線で「シフトが遅くパワーがない!」とかなり感情的に訴えていた。
LAP 18/70
Smoke coming from Pierre Gasly's AlphaTauri – and he becomes the first driver to retire from the race 😬#HungarianGP 🇭🇺 #F1 pic.twitter.com/VA9rPihsVd
— Formula 1 (@F1) July 19, 2020
ハンガロリンクでの週末は、ガスリーにとって忘れ去りたい悪夢のような1週間となってしまった。初日にエンジントラブルを抱えて2基目のCE(コントロールエレクトロニクス)を投入するも、予選Q3進出タイムを叩き出した直後に再びエンジンに問題が発生した。
決勝に向けては「万が一」という事で、ICE(内燃エンジン)、ターボチャージャー、MGU-K、MGU-Hの封を切って10番グリッドからレースに臨んだものの、戦う前にヘルメットを脱ぐことを強いられた。
レース開始前のレコノサンスラップでクラッシュを喫したフェルスタッペンは、スタートで順位を大きく上げ、28周目現在、ラップをリードするルイス・ハミルトン(メルセデス)に次ぐ2番手を走行しており、表彰台獲得に向けて邁進している。