動画配信サービス「Hulu」 2019年MotoGP予選と決勝を全戦生配信
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オンライン動画配信サービス「Hulu」は6日、オートバイ世界最高峰レース「MotoGP」の2019年シリーズ全戦をリアルタイム配信する事を発表した。3月9日(土)に行われる開幕カタールGPの予選から、最終戦となる11月17日(日)の第19戦バレンシアGPまでの全予選・決勝の模様が生配信される。
1949年発祥と古い歴史を持つMotoGPは、ヨーロッパを中心にサッカーを凌ぐともいわれるほど高い人気を誇り、決勝日の最高観客動員数は約14万人、テレビ中継の視聴率は40%超えを記録したこともある。MotoGPはエンジンの排気量別に1000ccの最高峰MotoGPクラス、765ccのMoto2クラス、250ccのMoto3クラスと分かれており、それぞれのクラスで予選・決勝レースが行われる。
放送では、日本テレビが運営するスポーツ総合CSチャンネル「日テレジータス」で放送されている実況解説付映像に加えて、バイクの車体に搭載した超小型LIVEカメラや空撮カメラを含むマルチアングル4映像を配信。オンボードカメラ、全ライダーの現在位置を表示した「ブトッキング」CG画像、レースを上空から撮影した空撮映像を楽しむことが出来る。※マルチアングルはパソコン・スマートフォン・タブレット・Chromecastにのみ対応
中東カタールで3月に開幕する全19戦の戦いは、南米・北米、そして本場ヨーロッパ各地を回り、栃木県のツインリンクもてぎで行われる10月の日本GPで大詰めを迎える。今年は日本GPの前にタイGPが追加されるなど、MotoGPの人気は全世界的な盛り上がりを見せている。
今シーズンの注目は、日本人ライダーとして2年連続最高峰のMotoGPクラスに挑戦する中上貴晶。千葉出身の中上は4歳からポケバイに乗り始め、14歳のときに全日本選手権125ccで全戦全勝しチャンピオンを獲得。16歳でMotoGP125ccクラスにフル参戦を果たした後、18歳で日本に一時帰国するも、20歳で再び世界の舞台に復帰しMoto2クラスにフル参戦。そして去年から日本人として4年ぶりにMotoGPクラスにフル参戦している。
最高峰クラスには、MotoGPクラス史上最年少チャンピオンに輝いたホンダのマルク・マルケスや、白熱のチャンピオン争いを繰り広げたドゥカティのアンドレア・ドヴィツィオーゾ、そして7度の最高峰クラス年間チャンピオンを獲得した40歳の生ける伝説、ヤマハのヴァレンティーノ・ロッシなどがエントリーしている。
また、Moto2クラスには長島哲太が参戦。Moto3クラスには鈴木竜生、佐々木歩夢、鳥羽海渡、真崎一輝、そして今年初のフル参戦を果たす小椋藍に注目が集まる。
開幕カタールGPは3月9日(土) 23:30~3:30に予選が行われ、3月10日(日) 22:45~3:30に決勝が行われる。
Huluは50,000本以上の映画・ドラマ・アニメを楽しめる月額933円(税抜)のオンライン動画配信サービス。インターネットに接続したテレビ、パソコン、スマートフォン、タブレットなどで視聴できる。