ハースF1、2020年に向けてグロージャンとの契約を更新…ヒュルケンベルグ加入ならず

膝を組んでガレージ内で待機するハースのロマン・グロージャンcopyright Haas F1 Team

F1世界選手権に参戦するハースF1チームは2019年9月19日、F1第15戦シンガポールGP開幕を翌日に控え、2020年のドライバーラインアップを発表。ロマン・グロージャンとの契約を更新し、ケビン・マグヌッセンとのコンビを継続すると明らかにした。噂されていたニコ・ヒュルケンベルグの起用はなかった。

今回の契約更新によってグロージャンのハース在籍は5年目を迎え、マグヌッセンとのコンビは来季で4シーズン目を迎える事になる。ハースは今季末でルノーのシートを失うニコ・ヒュルケンベルグの起用を検討してきたが、ラインナップが変わる事はなかった。ギュンター・シュタイナー代表はグロージャンの起用について「一貫性を重視した」と述べた。

初参戦よりミッドフィールドをかき乱す優れた成績を残してきたアメリカンチームだが、今季はシーズン序盤からの苦戦が止まらず、前戦イタリアGPを終えた時点でコンストラクターズランキング9位と低迷。厳しい状況に追い込まれている。

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