フェラーリF1、2024年開発&リザーブドライバーを発表…ベアマンとルクレール弟が新加入
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FIA-F1世界選手権に参戦するスクーデリア・フェラーリは2024年1月27日(土)、2024年シーズンに向けて、シャルル・ルクレールとカルロス・サインツをサポートするリザーブ及び開発ドライバーのラインナップを発表した。
リザーブドライバー
アントニオ・ジョビナッツィとロバート・シュワルツマンに加えて、プレマ・レーシングからFIA-F2選手権に参戦しているオリバー・ベアマンが新たにF1リザーブ・ドライバーに加わった。
フェラーリ・ドライバー・アカデミー(FDA)所属のベアマンは、レースドライバーに不測の事態が発生した場合、ジョビナッツィとシュワルツマンと並んでその代役を務める事になる。
アルファロメオの元F1ドライバー、ジョビナッツィと昨年スクーデリアのリザーブに就任したシュワルツマンは、リザーブの役割と並行してフェラーリ499PハイパーカーでFIA世界耐久選手権(WEC)に参戦する。
開発ドライバー
昨シーズン限りでFDAを離れたシャルルの実弟、アルトゥール・ルクレールが、アントニオ・フォッコ及びダヴィデ・リゴン要する開発ドライバー陣営に加わった。
開発ドライバー主に、シミュレーターでの作業を通してシーズン中のアップデートを含むマシン開発や、週末に向けたセットアップ作業に取り組む事が求められる。
開発ドライバーの役割と並行してアルトゥール・ルクレールは、スクーデリア・バルディーニ27でイタリアGT選手権に参戦。フォッコはWECのハイパークラスで50号車499Pをドライブし、リゴンはヴィスタAFコルセGT3チームから同じくWECのLMGT3クラスに参戦する。
29日より3日間のテストへ
フェラーリは1月29日(月)から1月30日(火)にバルセロナのカタロニア・サーキットで行われるピレリのタイヤテストに参加する。
最初の2日間はレギュラードライバーのルクレールとサインツが昨年型SF-23のステアリングを握る。2022年型「F1-75」でのドライブを担当するアルトゥール・ルクレールにとっては初のF1ドライブとなる。
ベアマンは最終3日目を単独で担当する。