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ホンダのF1総責任者である長谷川祐介がF1中国GP予選を振り返りコメントを発表した。フェルナンド・アロンソは13番手、ストフェル・バンドーンは16番手で予選を終えている。
長谷川は以前、上海インターナショナル・サーキットはパワーユニットに厳しいコースだと述べ、中国GPでマクラーレン・ホンダが苦戦する可能性に言及していた。
F1中国GP予選を終えてのコメント
長谷川祐介
ホンダF1プロジェクト総責任者
「厳しいグランプリになるという予想のもとに中国に来ましたが、それが予選結果に反映されていますね。上海のサーキットはパワーユニットに厳しいことで有名ですが、我々は特に2つの非常に長いストレートで苦戦しています」
「それでも、両ドライバーのパフォーマンスにはとても満足しています。フェルナンドは、彼が世界レベルのドライバーであることを再び世に印象づけました。そして、素晴らしい予選ラップで彼の才能と経験を示してみせました」
「(上海初走行となる彼にとって)ここでの準備は必要不可欠なものであるにも関わらず、ストフェルは昨日の霧の問題でほとんど走れていないという難しい状況にありました。16位というのは素晴らしい結果だと思います」
「明日はスタートが鍵を握るでしょう。そして、両方の車が完走することが重要です。難しい天気になりそうなので簡単ではないでしょうが、マクラーレンと共に車から最高のものを引き出すことができるように頑張ります」
F1中国GP決勝レースは、明日2017年4月9日(日)15:00から上海インターナショナル・サーキットにて行われる。天気予報では明日は再び雨の見込み、ウェット・コンディションでのスタートが予想されている。