アルファロメオ、やむを得ずボッタスのシャシーを交換…FP2出走できず / F1エミリア・ロマーニャGP

アルファロメオC42をドライブするバルテリ・ボッタス、2022年4月22日F1エミリア・ロマーニャGP予選Courtesy Of Alfa Romeo Racing

アルファロメオは4月23日(土)日本時間23時30分からのF1エミリア・ロマーニャGPスプリントに向けて、バルテリ・ボッタス駆る77号車C42のモノコックの交換作業に取り組んだ。

ボッタスは土曜の現地12時30分から行われたFP2で1周も走行できずにセッションを終えた。前日の予選Q3で発生したエキゾースト周りのトラブルの影響だった。高温の排ガスの一部が漏れた事でギアボックスやハーネス類がダメージを負った。

FIA-F1テクニカル・デリゲートのジョー・バウアーはFP2を終えて、アルファロメオからモノコックの交換申請書が提出されたと明らかにした。

パルクフェルメを破って前日の夜から作業に取り組めばFP2に出走する事はできただろうが、この場合、ピットレーンスタートが確定してしまう。

チームによるとシャシーを交換したのは「予防的措置」との事で、そのまま使用するという選択肢もあったようだが、英Autosportによるとチーム代表のフレデリック・バスールは「ハーネスはシャシーの内部に入り込んでいる。(ダメージを負ったハーネス類を交換するよりシャシーを)交換する方が簡単なんだ」と説明した。

F1エミリア・ロマーニャGP特集

この記事をシェアする

モバイルバージョンを終了