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フォーミュラ1公式Youtubeアカウントは、1時間に渡って繰り広げられた第13戦F1ベルギーGP公式予選の模様を6分39秒にまとめたハイライト動画を公開。スパ・フランコルシャンでのスターティンググリッド争いは、伝統の”スパウェザー”によって大混乱。ポールポジション最有力候補のスクーデリア・フェラーリが雨に泣く結果となった。
降水確率9割の中でスタートしたQ1ラウンドはドライコンディション。オーバーステアに見舞われ敗退を喫したカルロス・サインツ(Renault)を除けば、スムーズでサプライズのない15分間であった。名門イギリスチームのウィリアムズとマクラーレンは各々2台揃ってノックアウトした。
Q2もドライでスタート。終盤に幾らか軽い雨が降ったものの、雨用溝付タイヤに履き替える程ではなく、3強チームの計6台と新生レーシングポイント・フォース・インディア、ハースF1の各2台が順当にQ3に進出した。最終ラウンド進出を目指して2回目のアタックに出たトロロッソ・ホンダ勢は、チームメイト同士でトゥを分け与える作戦を敢行。ところが、先行して走行していたブレンドン・ハートレーがターン1でスピン。狙い通りとはいかず、ピエール・ガスリーが11番手、ハートレーが12番手で敗れ去った。
Q2が終了した直後、サーキット全面に激しい雨が襲来。スパウェザーがトップ10争いのドラマを演出した。Q3開始時には小康状態であった事もあり、全車スリックタイヤでコースインしたものの、この選択は外れ、バルテリ・ボッタスがブランシモンで、セルジオ・ペレスがオー・ルージュで足元をすくわれた。
難しいコンディションの中、インターミディエイトを履いたスパキングのキミ・ライコネンがトップタイムを記録。ポールへの期待が高まったが、搭載燃料が足らずにガレージイン。走行チャンスを失った。路面が改善する中、ライコネンは何もできずに順位が下がっていくのを眺めるだけ。結果、ルイス・ハミルトンが大逆転ポールを獲得した。