フェルスタッペン、雪辱へ「去年やり残した仕事がある」首位快走もタイヤ破損でDNF
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マックス・フェルスタッペン(レッドブル)は2022年FIA-F1世界選手権第8戦アゼルバイジャンGPで、タイヤバーストにより優勝を奪われた昨年大会の雪辱に挑む。
フェルスタッペンは昨年のバクーで、オーバーテイクとオーバーカットによって序盤にラップリーダーに浮上し、51周の大半をリードしていたものの、残り4周で悲劇に見舞われた。
ホームストレートを悠々自適に単独走行していたフェルスタッペンの左リアタイヤが突如破裂。クラッシュを喫して、優勝を目前にリタイヤを強いられた。失意と怒りに震えたフェルスタッペンは、コックピットを降りるとリアホイールを蹴りつけフラストレーションを爆発させた。
昨年やり残した仕事がある
マックス・フェルスタッペンアゼルバイジャンGPに向けて
バクーでのレースが楽しみだよ。昨年やり残した仕事があるからね。
ここはビッグ・ブレーキングゾーンがあり、逃げ場がないトリッキーなコースで、適切なウイングレベルという点で最適なセットアップを見つけるのが難しい。
1ラップ・パフォーマンスを改善して予選に繋げられるかどうかも興味深いところだね。これまでは僅かに遅れをとっているから。
チェコがチームと契約を延長する事になった。素晴らしいことだね。チームにとって継続性は重要だし、僕は彼と本当に上手くやれているからね。
アゼルバイジャンGPの舞台となるバクー市街地コースは1周6,003m、全20コーナーを有する。前戦モナコと同じストリートサーキットだが、モンテカルロが超低速である一方、バクーは超高速の公道トラックだ。
2度のクラッシュによって4台のリタイヤが出た昨年のグランプリは、セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)がキャリア2勝目を飾り、2位にセバスチャン・ベッテル(アストンマーチン)、3位表彰台にピエール・ガスリーが滑り込む波乱のレースとなった。
F1アゼルバイジャンGPは日本時間6月10日(金)20時からのフリー走行1で幕を開ける。