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23日に開催されたF1第12戦ポルトガルGPのフリー走行2で、ホンダ製F1パワーユニットを搭載するスクーデリア・アルファタウリ10号車が激しい炎に巻かれた。ステアリングを握っていたピエール・ガスリーは無事にコックピットを降りており、人的被害はない。
アルガルベ・サーキットで開催された週末2度目のセッションで、コースを周回していたガスリーが残り45分で突如失速。コース脇にマシンを停めると車体後方から炎が上がり、レースコントロールは即座に赤旗を振った。
Gasly is out of his car and ok 👍#PortugueseGP 🇵🇹 #F1 pic.twitter.com/AJdmyrRxVY
— Formula 1 (@F1) October 23, 2020
セッションは一時中断となり全車に対してピット帰還が命じられ、コース上ではオフィシャルによる消火作業が行われた。幸いにも炎はすぐに鎮火。AT01は消火剤で白く覆われた。
問題の原因は不明ながらも炎の広がりが速かった事から、燃料といった可燃性が高い何某かへの引火も疑われる。何れにせよ、マシンのリアエンドは失われており、メカニック達はFP3と予選が行われる土曜日に向けて不眠不休の夜間作業を強いられる事になりそうだ。
セッションは残り29分で再開された。
Marshals 💯#PortugueseGP 🇵🇹 #F1 pic.twitter.com/oycSj7IEpo
— Formula 1 (@F1) October 23, 2020