2019年F1、ライバルのドライバーから最も高く評価されたのは誰?

2019年シーズンF1世界選手権参戦ドライバー集合写真、最終アブダビGPにてcopyright Red Bull Content Pool

チャンピオンシップではルイス・ハミルトンが勝利。チーム代表が選ぶ2019年のベストドライバーに選出されたのもハミルトンだった。では、ライバルのドライバーから最も高く評価されたのは誰なのか?

F1は、2019年のグリッドについた全20名のドライバー達に、選手権のポイント制と同じポイント配分(25-18-15-12-10-8-6-4-2-1)に基づいて、トップ10ドライバーを選ぶように依頼。「自己投票あり」という条件で、匿名での投票が行われた。F1側の発表によると、自分自身に投票したドライバーはゼロとの事。(匿名であるにも関わらず、何故そう言い切れるのかは不明…)

開票の結果、名誉ある1位に輝いたのは、またもハミルトンだった。13年目のベテランは、チャンピオンシップ2位に100ポイント近い大差をつけて自身6度目となるタイトルを獲得し、皇帝ミハエル・シューマッハの7冠に後1つと迫っただけでなく、ライバルから最も多くの尊敬を集めてみせた。

2位はマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)、3位はシャルル・ルクレール(フェラーリ)と、トップ3はチーム代表投票と同じ結果となったが、4位にはカルロス・サインツ(マクラーレン)が入り、バルテリ・ボッタス(メルセデス)を逆転した。

ボッタスの後ろにはルノーのダニエル・リカルドが続き、ランド・ノリスがドライバー選手権5位のセバスチャン・ベッテルを上回る7位を獲得した。チャンピオンシップ最下位ながらも、対チームメイト予選成績で全勝したジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)が9位。チーム代表投票でトップ10圏外だったピエール・ガスリー(トロロッソ・ホンダ)が10位に滑り込んだ。

ハース、レーシングポイント、アルファロメオのドライバー達は脱落した。なお、メルセデスとフェラーリの各2名および、アルファロメオのキミ・ライコネンは投票に参加していない。

ライバルが選ぶ2019年のベストF1ドライバー

順位 ドライバー
1 ルイス・ハミルトン
2 マックス・フェルスタッペン
3 シャルル・ルクレール
4 カルロス・サインツ
5 バルテリ・ボッタス
6 ダニエル・リカルド
7 ランド・ノリス
8 セバスチャン・ベッテル
9 ジョージ・ラッセル
10 ピエール・ガスリー

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