エリック・ブーリエ「アロンソは百分の1秒単位でタイムを絞り出した」F1カナダGP 2017《予選後》
6月11日(日)に行われた2017年第7戦F1カナダGPの予選を振り返って、マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエがコメントを発表した。
マクラーレン・ホンダ勢はフェルナンド・アロンソが1分13秒693の12番手、ストフェル・バンドーンが1分14秒182の16番手という結果だった。
マクラーレン:F1カナダGP予選を終えて
エリック・ブーリエレースディレクター
フェルナンドは、今日ジル・ビルヌーブ・サーキットで素晴らしいパフォーマンスを見せてくれました。マシンから可能な限りのスピードを百分の1秒単位で絞り出したのです。12位という結果は勇気づけられるものとなりました。
そうです、確かに12位という順位は我々や彼にとって故郷に報告するには十分なものとは言えません。ですが、彼がマシンからその性能を完全に引き出した事は間違いありません。フェルナンドの最速ラップはトラフィックの影響を受ける事なくツキがありましたが、ストフェルはそうではありませんでした。
彼もフェルナンドも、適切なラップを行うための十分なタイヤの熱入れに2周かかる事は分かっていました。彼のQ1でのアタックラップは、パスカルのアクシデントによって引き起こされたイエローフラッグによって妨げられてしまいました。運がなかったとしか言いようがありません。それを考えれば、16位という結果は非常に誇らしい成果と言えます。
フェルナンドは明日の決勝で、ポイントのために厳しいレースを繰り広げてくれるでしょう。信頼性とささやかな運、そしてほんの少しばかり前を行くマシンがいなくなれば、ストフェルも同じように上手くやってくれると思います。
2017年第7戦F1カナダGP予選の詳細については、予選結果とダイジェストを参照されたい。カナダグランプリの開催日程・結果・最新ニュース・サーキットガイドなど、カナダGPに関する情報についてはF1カナダGP特設ページをご覧あれ。