佐藤琢磨「お待たせしました」3度目の制覇に向け2024年インディ500参戦!古巣RLLと契約

レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングの佐藤琢磨、2021年7月3日インディカー・シリーズ第10戦ミッドオハイオ予選Courtesy Of INDYCAR

佐藤琢磨が3度目の制覇を目指し、古巣レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング(RLL)と契約を結び、2024年の第108回インディアナポリス500マイルレースに参戦する事が決まった。

佐藤琢磨は2012年と2018年から2021年にかけてRLLからインディカー・シリーズに参戦。シリーズ通算6勝のうちの4勝はRLLと共に達成した。その中には2020年の2度目のインディ500優勝も含まれる。

Courtesy Of Indycar

佐藤琢磨の2度目のインディ500制覇を喜ぶレイホール・レターマン・ラニガン・レーシングの面々

昨年は強豪チップ・ガナッシ・レーシングと契約を結び、インディ500を含むオーバルレースに出場した。2024年のインディ500は佐藤琢磨にとって通算15回目、RLLでの6回目の参戦となる。

RLLからのインディ500参戦について佐藤琢磨は「本当に嬉しく思います」と語った。

「感謝の気持ちでいっぱいです。RLLとはこれまでに成功を分かち合い、10年以上に渡って関係を結んできました。おなじみの顔ぶれとの再会、そして新たな協力関係との仕事が兎に角、待ち遠しいです」

また、X(旧Twitter)を通して「皆さん、大変長らくお待たせいたしました。古巣RLLRから今年のINDY500に参戦いたします。ご声援、よろしくお願いします🙇🏻‍♂️」とファンに報告した。

チーム共同オーナーのボビー・レイホールは「琢磨をチームに迎えられることを本当に嬉しく思う。共に大きな成功を収めてきたし、何度も言っているように琢磨のスピリットは僕やチーム全体だけでなくファンをも奮い立たせる。彼の貢献とインディ500の成功を楽しみにしている」と語った。

また同じく共同オーナーのマイク・ラニガンも「琢磨はインディアナポリス・モーター・スピードウェイで勝ち取る術を知っているし、彼の経験は我々のプログラム全体に付加価値を与えるだろう」と述べ期待を示した。

佐藤琢磨がドライブするホンダエンジン搭載の75号車は、工作機械の世界的大手メーカー「アマダ」がメインスポンサーを務める。

第108回インディ500は5月26日にインディアナポリス・モーター・スピードウェイにて開催される。

Courtesy Of Rahal Letterman Lanigan Racing

2024年のインディ500で佐藤琢磨がドライブする75号車

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