アレックス・アルボン、痛恨のクラッシュ「愚かなミスだった」と反省

腕を組みハンガロリンクのピットロードに立つトロロッソ・ホンダのアレックス・アルボン、2019年F1ハンガリーGP初日Courtesy Of Red Bull Content Pool

F1第12戦ハンガリーGP初日プラクティスに挑んだトロロッソ・ホンダのアレックス・アルボンは、霧雨の中で行われた午後の2回目のフリー走行冒頭にクラッシュ。最終コーナーの入り口でアウト側の芝生に乗り上げ、リアのコントロールを失ってスピンを喫した。

制御が効かなくなったマシンは、車体左側からウォールに激突。激しい衝撃によってクルマは大きなダメージを負い、セッションは一時赤旗中断となった。この時アルボンは、晴れ用のソフトタイヤを履いていた。

セッションを振り返ったアルボンは「愚かなミスだった」と語り、自身の非を認めた。ホンダF1の現場統括責任者を務める田辺豊治テクニカル・ディレクターは「クラッシュは残念だった」としながらも、「彼が無事で何より」と語った。

痛恨のクラッシュ「愚かなミスだった」

アレックス・アルボンFP2: 20位, FP1: 14位

FP1では若干クルマに手こずってしまったけど、どこを改善すべきかを把握できたから、FP2に向けてセットアップを少し変更して、その効果を見極めるために数ラップ走ったんだ。そうしたら、すぐに良い手応えを得られたんだけど、残念なことに、最終コーナーでタイヤを芝生に落としてしまった。

正直に言って、あれは愚かな間違いで判断ミスだった。理想的ではなかったけど、FP3でやってしまうよりは今日で良かったとも言えるし、明日どこまで巻き返せるか様子を見てみるつもりだ。


初日をトップで締め括ったのはレッドブル・ホンダのピエール・ガスリー。2番手にはマックス・フェルスタッペンが続き、レッドブル・ホンダが1-2体制で初日を締め括った。

2019年F1ハンガリーグランプリ3回目のフリー走行は、日本時間8月2日(土)19時から20時まで、公式予選は同22時から1時間に渡ってハンガロリンクで開催される。

F1ハンガリーGP特集

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