ハースF1、2020年の新車「VF-20」のデザインを初公開…伝統カラーに回帰

ハースF1チームの2020年型F1マシン「VF-20」のデザイン

ノースカロライナ州カンナポリスに本拠を構えるハースF1チーム(Haas F1 Team)は2月6日(木)、2020年シーズンのFIAフォーミュラ1世界選手権に投入する新車「VF-20」のデザイン及びカラーリングを公表した。今期型の新しいマシンデザインを発表したのはハースが初。

ハースは昨年、新興のエナジードリンク「リッチエナジー」とタイトルスポンサー契約を締結。2019年型マシン「VF-19」は、そのブランドカラーである黒とゴールドを基調としたデザインへと変貌したが、早期の契約解消によって関係が終了した事に伴い、「VF-20」は伝統的な黒・赤・白のカラーへと回帰した。

シャシー名の「VF」は、チームオーナーであるジーン・ハースが設立したCNC工作機械会社「ハース・オートメーション(Haas Automation)」の1998年型CNCマシン「VF-1」に由来している。これには「Very First One」の意味が込められており、VF-20には翼端板やエンジンカバーには同社のプロモーションが掲載されている。また、主要スポンサーであるJACK&JONESやPEAK、BlueDEFやRichard Mille、AlpinestarsやWindshearといったブランドのロゴも確認できる。

VF-20の実車は、スペイン・バルセロナのカタルーニャサーキットで行われるプレシーズンテスト初日となる2月19日(水)にデビューする。ロマン・グロージャンとケビン・マグヌッセンが、現地午前8時にハースのガレージ前でこれを公開する予定だ。

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