ジョージ・ラッセル
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ジョージ・ラッセル

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ジョージ・ラッセルは、イギリス出身のレーシングドライバー。2018年10月12日、ウィリアムズF1チームはラッセルとの複数年契約を発表。2019年のF1でデビューを果たした

ウィリアムズでの契約を勝ち取るためにパワーポイントでプレゼンをするなど、積極的でイニシアチブを取るタイプの性格の持ち主。ユニセックスな顔立ちが目を引くが、身長185cm・体重70kgとかなり大柄な体格を持つ長身ドライバーである。

2021年3月24日には、ロマン・グロージャンに代わってグランプリ・ドライバーズ・アソシエーション(GPDA)のディレクターに就任した。

主なキャリア

1998年2月15日にイングランド・ノーフォーク州キングスリンで生を受けたラッセルは、カート競技からキャリアをスタート。2010年に3つのシリーズで3冠を達成した後、2014年にフォーミュラ・ルノー2.0 アルプス・チャンピオンシップでシングルシーター・デビューを果たした。

同年並行参戦したBRDCイギリス・フォーミュラ4選手権ではシリーズチャンピオンを獲得。この活躍が認められ、将来有望な若手ドライバーに贈られるマクラーレン・オートスポーツ・BRDC・アワードを受賞した。

2017年1月19日にメルセデスAMGのジュニア・ドライバー・プログラムに参加。同年、開発ドライバーへの就任が発表されると、8月のF1ハンガリーテストでF1マシンを初ドライブ。初日は4番手、2日目は8番手タイムを記録し計209周を走り込むなど、印象的な走りを披露した。

2017年はARTグランプリからGP3に参戦しチャンピオンシップを制した。

2014年
フォーミュラ・ルノー2.0アルプスでフォーミュラデビュー
マクラーレン・オートスポーツBRDCアワードを受賞
2015年
マスターズ・オブ・フォーミュラ3に参戦、シャルル・ルクレールに破れ年間2位
2016年
ハイテックGPから欧州F3に参戦、年間3位
2017年
メルセデスF1の開発ドライバーに就任
ARTグランプリからGP3に参戦しタイトル獲得
8月のF1合同テストに参加
ブラジルGPのFP1をFインディアから出走
2018年
ARTグランプリからFIA-F2選手権に参戦
2019年
ウィリアムズからF1デビュー