リアム・ローソン「理由はいろいろある」前日とは一転 Q1敗退、挽回に否定的

スプリントを経てメディアの取材に応じるリアム・ローソン(RBフォーミュラ1)、2024年11月30日(土) F1カタールGP(ロサイル・インターナショナル・サーキット)Courtesy Of Red Bull Content Pool

トップ10に入った前日のスプリント予選とは対照的に、11月30日の2024年F1カタールGP公式予選で17番手と下位に甘んじたリアム・ローソン(RB)は、複数の要因が重なった結果、Q1敗退を喫したと説明した。

ローソンは、15番手ギリギリでQ2に駒を進めたチームメイトの角田裕毅に僅か0.047秒及ばず、アレックス・アルボン(ウィリアムズ)とニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)に挟まれる17番手でクルマを降りた。

ローソンによると、準備ラップでトラフィックに遭遇した結果、タイヤの温度が最適範囲から外れてしまい、それが僅差のQ2進出争いの結果を左右したのだという。

「つまり、本当に僅かな差だったってことだ。今回みたいに、100分の数秒という差の時は、いつだって少しフラストレーションを感じる」とローソンは語った。

「理由はいろいろある。最終コーナー手前でみんなが減速して詰まってしまい、10~20秒くらいアイドリング状態で走行することになったんだ」

「そんな状態のタイヤでターン1・2に入っていったから、Q1の最初のラップタイムを更新することすらできなかった」

「本来あるべきポジションが得られず、残念だよ」

RBの最高技術責任者(CTO)を務めるティム・ゴスは、日曜のレースでのポイント争いに自信を示したが、ローソンは絶望的と見ている。

挽回できそうか?との質問に対してローソンは「このスタートポジションじゃかなり厳しいだろうね」と答えた。

「もちろん、全力を尽くして頑張るつもりだけど、今日のペースから判断すると、難しいと思う」


2024年F1カタールGP予選では、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)がトップタイムを記録。2番手にジョージ・ラッセル(メルセデス)、3番手にランド・ノリス(マクラーレン)が続く結果となった。

決勝レースは日本時間12月1日(日)25時にフォーメーションラップが開始され、1周5419mのロサイル・インターナショナル・サーキットを57周する事でチャンピオンシップを争う。レースの模様はDAZNフジテレビNEXTで生配信・生中継される。

F1カタールGP特集

この記事をシェアする

関連記事

モバイルバージョンを終了