ラスベガスに漂う強烈な「マリファナ臭」にF1ドライバーから苦情、ドーピング陽性必至レベル?
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ラスベガス市街地コースで行われた2024年11月22日のF1ラスベガスGP初日プラクティスを経て、二人のラテン系ドライバーは口を揃えてサーキット周辺に漂うマリファナの匂いを指摘した。
FP2で18番手を記録したフランコ・コラピント(ウィリアムズ)は、「確かにマリファナの匂いがした。今ドーピング検査されたら、全員陽性だと思う。本当だよ」と苦言を呈した。
日本では大麻取締法により、所持や使用が厳しく禁止されているが、ラスベガスが位置するネバダ州では、2017年7月1日から嗜好用マリファナの使用が合法化されている。
21歳以上であれば、州内のディスペンサリー(大麻販売店)で購入することが可能だが、公共の場での使用は禁止されており、違反すると罰金が科される可能性がある。
この匂いはドライバーたちにとって集中を妨げる要因にもなりかねない。違和感を覚えたのはコラピントだけではなかった。
メキシコ出身のセルジオ・ペレス(レッドブル)は「路面がかなり汚れていて、FP1は散々だったけど、何より印象的なのは、コース周辺のマリファナの匂いだよ」と苦笑いを浮かべた。
「うんざりするレベルで、信じられないほどだった。ドライバー全員が間違いなく、これについて話題にしていると思う」