F1ハンガリーGP 決勝グリッド︰予選不参加のシューマッハ、出走許可下りる
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8月1日にハンガロリンクで開催される2021年シーズンのF1世界選手権第11戦ハンガリーGPのスターティング・グリッドが国際自動車連盟(FIA)より発表された。
FP3のクラッシュでギアボックス交換を強いられ5グリッド降格を科されたミック・シューマッハ(ハース)は、時間内に修復作業が終わらず予選欠場を余儀なくされた。
そのためチームはスチュワードに対して47号車の出走許可を求めた。ヴィタントニオ・リウッツィを含む4名の審判団は「本大会のプラクティスで十分なタイムを出していた」としてシューマッハに許可を与えた。最後尾20番グリッドに着く。
今週末はホンダF1パワーユニット全車、アルピーヌ勢、そしてカルロス・サインツ(フェラーリ)の計7台が何らかのパワーユニット・コンポーネントを交換したが、いずれもグリッド降格の対象外だった。
またフェルスタッペンとセバスチャン・ベッテル(アストンマーチン)はギアボックスを新調したが、両者ともに前戦をリタイヤしているため、こちらもグリッドへの影響はなかった。
FP3ではアントニオ・ジョビナッツィが関わるアンセーフ・リリースの一件が審議となったが、スチュワードはアルファロメオに5,000ユーロ(日本円で66万円)の罰金を科す裁定を下した。
予選Q2でクラッシュを喫したサインツがギアボックス交換を余儀なくされない限り、現時点においては予選順位がそのまま(シューマッハ除く)スターティンググリッドとなる見通しだ。
ポールポジションはルイス・ハミルトン。その脇、2番グリッドにはバルテリ・ボッタスが並ぶ。2列目に続くのはマックス・フェルスタッペンとセルジオ・ペレスのレッドブル・ホンダ勢だ。
トップ10組の中でミディアムを履くのは最前列のメルセデス勢のみで、ほかは全て中古のソフトタイヤを履いてグリッドに着く。
2021年 F1ハンガリーグランプリ決勝レースは、日本時間8月1日(日)22時にスタート。1周4,381mのハンガロリンクを70周する事でチャンピオンシップを争う。
2021年F1ハンガリーGP 決勝グリッド
以下は暫定のスターティンググリッド。決勝直前に発表される正式版との差異が発生した場合は更新される。
Pos | Driver | Team | Qualifying |
---|---|---|---|
1 | L.ハミルトン | メルセデス | 1(-) |
2 | V.ボッタス | メルセデス | 2(-) |
3 | M.フェルスタッペン | レッドブル | 3(-) |
4 | S.ペレス | レッドブル | 4(-) |
5 | P.ガスリー | アルファタウリ | 5(-) |
6 | L.ノリス | マクラーレン | 6(-) |
7 | C.ルクレール | フェラーリ | 7(-) |
8 | E.オコン | アルピーヌ | 8(-) |
9 | F.アロンソ | アルピーヌ | 9(-) |
10 | S.ベッテル | アストンマーチン | 10(-) |
11 | D.リカルド | マクラーレン | 11(-) |
12 | L.ストロール | アストンマーチン | 12(-) |
13 | K.ライコネン | アルファロメオ | 13(-) |
14 | A.ジョビナッツィ | アルファロメオ | 14(-) |
15 | C.サインツ | フェラーリ | 15(-) |
16 | 角田裕毅 | アルファタウリ | 16(-) |
17 | G.ラッセル | ウィリアムズ | 17(-) |
18 | N.ラティフィ | ウィリアムズ | 18(-) |
19 | N.マゼピン | ハース | 19(-) |
20 | M.シューマッハ | ハース |