ハートレー、僚友に大差で遅れ「マシンバランスに課題を抱えている」

トロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレー、レッドブルリンクのガレージにてcopyright Red Bull Content Pool

6月29日(金)に行われた第9戦F1オーストリアGP初日フリー走行を終えて、トロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーがセッションを振り返った。

舞台のレッドブル・リンクは人事権を持つレッドブルのホームレース。しばしば交代劇が囁かれているハートレーとしてはここで印象的なタイムを残したいところだが、マシンバランスに苦しみペースが不足。FP1で19番手、FP2で17番手と、トップ10に入れ込んだチームメイトのピエール・ガスリーと比べて見劣りする結果に終わった。

FP1での両者のギャップは0.447秒、FP2では0.574秒に拡大。1周60秒強のサーキットでのコンマ5秒はかなり大きい。しかも初日はハートレーの方のみに空力アップデートが搭載されており、本来であれば両者の立場は逆であって然るべきところ。新しいパーツは期待通りの効果を示しているとして、土曜以降は2台のマシンに搭載される予定だ。

マシンバランスに課題を抱えている

ブレンドン・ハートレーFP1: 19位, FP2: 17位

オーストリアGPの初日はトラブルフリーで終える事ができけど、今日のセッションでは少しペースが不足していた。この問題を解決するために、この後も作業を続けるつもりだ。特にマシンバランスに満足できていないから、自分が求めるマシンに仕上げるために作業が必要な状態なんだ。解決策が見つかるって信じてるし、速さを手に入れて明日を迎えたいね。


F1オーストリアGP初日フリー走行は、大型のエアロアップグレードを持ち込んだメルセデスAMGが完全制覇。ルイス・ハミルトンが2回のセッションで共にタイムシート最上部を独占、バルテリ・ボッタスがこれに続いた。

土曜フリー走行は、日本時間6月30日(土)19時から、公式予選は同22時からレッドブルのお膝元レッドブル・リンクで開催される。

F1オーストリアGP特集

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