ダニール・クビアト
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ダニール・クビアト

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人物データ

名前 ダニール・クビアト / Daniil Vyacheslavovich Kvyat
国籍 ロシア
生年月日 1994年04月26日 / 29歳
身長 175cm
体重 58kg
F1デビュー 2014年
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ダニール・クビアト、ロシア出身のレーシングドライバー。本名はダニール・ヴャチェスラヴォヴィッチ・クビアト。2014年にダニエル・リカルドのレッドブル昇格により空いたトロ・ロッソのシートからF1に参戦、デビュー戦の開幕オーストラリアGPで9位入賞、当時の史上最年少入賞記録を更新した。

14年にはヨーロッパのモータースポーツジャーナリストが最もフューチャーしたいドライバー(津川哲夫氏曰く)と言われたが、成績不振を理由に2017年シーズン途中でチームを追われた。2018年1月10日、スクーデリア・フェラーリの開発ドライバーを務める事が発表された

F1シート獲得に際しては、同じくレッドブルの支援を受け有力視されていたアントニオ・フェリックス・ダ・コスタとカルロス・サインツとの争いとなった。両者が13年に印象的な結果を残せない中、同年に参戦していたGP3最終戦での逆転チャンピオンシップ制覇を成し遂げたことで「大抜擢」に近い形での発表となった。

2015年にはベッテルのフェラーリ移籍に伴い空いたレッドブルのシートに収まり実質的な昇格を果たした。チームメイトのダニエル・リカルドにも引けを取らない走りを見せ、同年ドライバーズランキングでリカルドに打ち勝つも、翌年は一転。

第三戦の中国GPでのベッテルとの接触をきっかけにヒートアップ。中々安定的な成績を残せない中、苛立った様なドライビングが目立ち始めシーズン途中でマックス・フェルスタッペンと代わる形でトロロッソへ降格。何とか2017年残留を繋ぎ止めるも、最悪の一年となった。

クビアトは食べ物に関して極めて保守的であり、他国にレースに行った際に現地のローカルフードを食すことはない。ガールフレンドはネルソン・ピケの娘、彼女と家でゆっくり過ごすのが理想的な日曜日のあり方、と語るインドア派。

主なキャリア

カートでのレース活動を経て2010年フォーミュラ・BMW・ヨーロッパ参戦に参戦。表彰台1回を獲得しチャンピオンシップ10位に終わる。2011年にはフォーミュラ・ルノー・ノーザン・ヨーロピアン・カップ、ユーロカップ・フォーミュラ・ルノーの2つにフル参戦しシーズン2位と3位に輝く。

2012年は、ストフェル・ヴァンドールンと壮絶な戦いを繰り広げ最多の7勝を上げるもヴァンドールンに破れチャンピオンシップ2位となる。同じく同年にはフォーミュラ・ルノー・アルプスシリーズにも参戦し、最多となる7勝をあげ、チャンピオンを獲得。

2013年はステップアップしGP3にフル参戦。最終戦で優勝を果たし逆転でのチャンピオンシップ制覇となった。これがF1シート獲得に大きく影響を与えたことは想像に難くない。