スパ・フランコルシャンcreativeCommons Nicolas Frenay

スパ・フランコルシャン

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サーキットデータ

名前
スパ・フランコルシャン・サーキット
所在国
ベルギー
設立年
1921年
デザイン
ジュール・ド・ティエ(Jules de Their)
コース全長
7,004m | 19コーナー
周回数
44周 | 時計回り
エンジン負荷レベル
| 全開率 : 75%
ブレーキ負荷レベル
タイヤ負荷レベル
グリップレベル
エアロ重要度
収容人数
90,000人
レコード
1.45.108 2004年K.ライコネン(マクラーレン)
WEBサイト
www.spa-francorchamps.be

スパ・フランコルシャンとは、ベルギー・リエージュ州のスパ市郊外フランコルシャンにあるベルギーGPが開催されるサーキット。スパ・フランコルシャン・サーキット(通称スパ)は、現行F1カレンダーの中で最古のコースのひとつであり最長のコースである。オリジナルのレイアウトは全長9.3マイル(14.9km)と、現在のそれの二倍もの長いサーキットであり、一部は公道であった。

スパ特有の変わりやすい天候、通称「スパ・ウエザー」。コースの一部で雨が降るかと思いきや、別のエリアでは路面が乾いていることもめずらしくない。突然の土砂降りがレース結果を大きく狂わしたことは一度や二度ではない。

Spa Francorchamps eau rouge photocreativeCommonsStefan Schlautmann

伝統的・古典的であり多くのドライバーとファンにに愛されるこのスパで3勝以上を挙げたドライバーはたったの6人しかいない。

  • ファン・マヌエル・ファンジオ3勝
  • デイモン・ヒルー3勝
  • ジム・クラークー4勝
  • キミ・ライコネンー4勝
  • アイルトン・セナー5勝
  • ミハエル・シューマッハー6勝(さすが!皇帝)

コースレイアウト

全開率は75%~80%、平均時速が230kmのF1随一の超高速サーキット。1周のほぼ4分の3はフル・スロットルという計算になる。セクター別にみると、セクター1ではおよそ84%、セクター3ではおよそ93%もの全開率である。これらの高速セクション(低ドラッグが有効)と、セクター2を中心に構成される曲がりくねったセクション(高ドラッグが有効)の両方のバランスの取れたセッティングが肝となる。エンジンパワーにして10馬力あたり0.22秒ほどのゲインとなるパワーサーキット。

かの有名なオー・ルージュは、ドライバーやファンがいつも話題にするコーナーのひとつだが、高低差約80mを2秒ほどで駆け抜けることになるため、縦方向に1G、横方向に5Gもの荷重がかかるという。ロケットで空に打ち上げられるような感覚に近いのだろう。また、セクター2では、18階建てのビルに相当する高さを一気に降ることになる。

スパ・フランコルシャン・サーキットのコースレイアウト

DRSは、オールージュの235m手前、ラ・ソース(La Source)を通過した後で検知。ケメルストレート(Kemmel Straight)で使用可。いつもならフリー走行・予選ではサーキットのどの部分でもDRSが使用できるけれど、ベルギーGPでは安全面を考慮して、オールージュ(Eau Rouge)でのDRS使用が禁止されている。

タイヤへの入力が大きいため、決勝レースではタイヤのマネジメント能力が問われる。予選に関しては、1週7kmもの長さ故にタイヤのチョイスによっては1周持たずに性能が低下してしまう恐れがある。

サーキットの場所と航空写真