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縁石とは、コーナーの内側と外側にある縁の赤と白のストライプで装飾されている凹凸部分のこと。英語ではカーブストーンと呼ばれる。マシンがコースをオーバーランしないよう警告するとともに、グラベルの土砂や芝生がコース上に入ってこないようにするために設置されている。

コースやレースに応じて様々な高さの縁石が設置される。例えば、安全上の理由などによって確実にコース内にマシンを留まらせたい場合には高めの縁石を採用したりする。テレビ画面で見ると分かりづらいが、実物の縁石はモニターで見るよりは遥かに高さがある。以下はスペインのカタロニア・サーキットの縁石を真横から撮影したもの。

カタロニア・サーキットの縁石
©Circuitcat_eng

実は赤と白じゃなくてもOK

我々が目にする縁石はほとんどすべて赤と白のストライプであるため、そのような規定があるのかと思いきや、実際にはそうではない。下の写真はカタロニア・サーキットの青色と白色の縁石。

青と白の縁石
©motoamerica.com

こちらはブラジルはインテルラゴス・サーキットの緑と黄と白の縁石。ブラジルカラー?

インテルラゴス・サーキットの縁石
©HondaRacingF1

縁石は乗ってなんぼ?

危険だから、という理由で設置される縁石だが、ドバイバーはガシガシこの縁石を乗り越えて走行する。なぜだろうか?

アウト・イン・アウトの原則を紐とけば明らかなように、コーナーをより高い速度で通過しようとすれば、可能な限りコーナーのイン側を走行しコーナーを抜けたら可能な限りアウト側を走行することが必要。そうなると必然的にイン側に設置された縁石と、コーナー脱出後のアウト側に設置された縁石に乗らざるを得ない。

如何に縁石をうまく使えるか、これがタイムに大きく影響してくるのだが、縁石を上手く使うためにはしなやかなサスペンションが必要不可欠になる。良いサスペンションがないのにも関わらず縁石に乗り上げてしまうと、かえってタイムを失ったりする他、サスペンションが破損する場合もある。

curb f1 photo
creativeCommonsph-stop