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ピトー管

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ピトー管とは、圧力差を利用して流体の流れの速さを測定する測定器具のこと。わかりやすく言うと、液体や気体のスピードを測定する装置である。フランス人のアンリ・ピトーが発明したことからピトー管と呼ばれる。

一般には飛行機の移動速度を計測するために使われている。というのも車の速度はタイヤの回転から計算すれば分かるのだが飛行機にはタイヤがない。じゃあどうやって速度を知ればよいのか?その答えが、飛行機の速度に応じて変化するもの=空気の流れなのだ。でもF1はタイヤありますよね??

F1でピトー管を使う理由

F1マシンにはタイヤがついているのでピトー管で速度を割り出す必要はない。では一体何のために?

例えばギア6速・エンジン回転数10000回で走行している時、タイヤの回転から算出した速度とピトー管から算出した速度がイコールであれば、無風状態であると推測できる。逆に差があればマシンに追い風か向かい風の影響があるということが推測できる。F1マシンにとって重要なダウンフォースというものは、走行中の風の影響を強く受けるため、この風の影響を調べるためにピトー管が用いられるのである。

このように調べられたデータは、エアロダイナミクス開発、あるいはマシンセッティングに活かされる。プレシーズンテストやフリー走行で度々目にするのはこういった理由のためだ。同じくマシンに対する空気の影響を計るデバイスにはエアロレイクフロービズなどがある。