気温24℃、路面35℃の快晴の中行われた2016年アメリカGP予選。会場はサーキット・オブ・ジ・アメリカズ。

メルセデスのルイス・ハミルトンがニコ・ロズベルグをコンマ2秒引き離しての初のアメリカGPポールポジションを獲得。メルセデスのライバルになり得ると思われていたレッドブルはメルセデスには1歩届かなかったものの、リカルドがトップのハミルトンからコンマ5秒と肉薄した。

予選ハイライト

Q1ハイライト

マクラーレン・ホンダのジェンソン・バトンがトラフィックに引っかかりまさかのQ1落ち。「最終コーナーのレーシングラインにルノーがいやがった!!!」と無線で怒りを露わに。そのルノーとはジョリオン・パーマー。エンジニアがきちんと位置関係を教えなかったために起こったアクシデントだったようで、ジョリオンもそのエンジニアに憤慨。無線に怒りが飛び交う形でQ1は幕を閉じた。

Q2ハイライト

決勝スタート時のタイヤが決まるQ2では、メルセデスの2台はタイヤ寿命の長いソフトタイヤでアタック。レッドブルはリカルドがスーパーソフト、フェルスタッペンがソフトとタイヤ戦略を分けてきた。ソフトとスーパーソフトとでは1周1秒もの差がついてしまうため、これら両チーム以外はスーパーソフトを使わざるを得ないことを考えてもこの2チームは別次元。

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初の母国GPとなったハースはグロージャンがQ1落ちも、グティエレスがQ2進出を果たし14位と健闘。好調フォース・インディアはニコ・ヒュルケンベルグが6番手タイムでQ3進出もペレスは敗退。また、トロ・ロッソのサインツが素晴らしいタイムを叩き出しQ3へ駒を進めるも、クビアトは残念ながらQ2敗退と、ここ最近としては珍しくチーム内で明暗が分かれる結果となった。アロンソは12位と奮わず無念のQ2敗退。

Q3ハイライト

ここまでメルセデスと真っ向勝負ができるかに思われたレッドブルだったが、やはりメルセデスは引き出しをまだまだ持っていた。レッドブル二台を大きく引き離してのワンツーはお見事。ロズベルグはセクター1だけでハミルトンにコンマ3秒近く離されていた。残念ながらフェラーリは全く手が出ず良いところがないままに終了。

2016年F1第18戦アメリカGP予選リザルト

コンディション

セッション概要

サーキット

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