笑顔のフェルナンド・アロンソ
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アロンソ「過去2戦は予想以上の速さを発揮、次戦は大きなチャンス」F1シンガポールGP 2017《preview》

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フェルナンド・アロンソは、スパ、モンツァと続く超高速2連戦でのマクラーレン・ホンダのパフォーマンスは事前予想以上だったと語り、今週末のシンガポールGPは大きなチャンスになると主張する

エンジン性能がラップタイムに与える影響が大きいスパ・フランコルシャンとモンツァ・サーキット。非力なエンジン故に大苦戦が予想されていたものの、蓋を開けてみれば各セッションでトップ10圏内付近を行ったり来たりのまずまずの健闘ぶりを見せていた。

特にモンツァでは、低速トルクが向上したホンダの最新スペックエンジンの性能が形となって現れていただけに、MGU-Kとギアボックスのトラブルによってリタイヤを余儀なくされたのは残念だ、とアロンソは振り返る。

次戦シンガポールGPは、過去2戦とは対称的なパワーエフェクトの小さいコースで行われる。マリーナベイ市街地コースは、全23のコーナーのうち半分が時速100km以下の超低速コーナーとなっており、エンジンパワーやエネルギー回生能力が問われないサーキットとなっている。

シンガポールGPを直前に控えてアロンソが発表したコメントを以下に紹介する。

F1シンガポールGPは大チャンス

フェルナンド・アロンソマリーナベイは僕らのパッケージにぴったり

スパとモンツァのダブルヘッダーがマクラーレン・ホンダにとって難しくなるだろうことは予想してたよ。4分の3がDNF(リタイヤ)だったのは本当に残念さ。でも、予想以上にペースは良かったしポイントも取れたから良しとしないとね。

ヨーロッパラウンドが終わって次はシーズンの最終章となるフライ・アウェイだけど、その始まりがシンガポールってのは素晴らしいね。ここは他のサーキットに比べて僕らのパッケージにぴったりの場所だから、良い結果を得る大きなチャンスになるはずさ。

シンガポールは東洋のモナコのみたいな所なんだ。街の中心にある魅力的な市街地コースだし雰囲気は最高だよ。暑くて湿度が高いからマシンやドライバーには厳しいサーキットだけど、本当に楽しいところだよ。路面はバンピーだし、コース幅は狭いしで凄くチャレンジングでもあるけど、全てを上手くまとめられれば爽快なんだ。

低速コーナーでは高いトラクション性能が必要なんだけど、それと同時に高いダウンフォースセットアップも求められるんだ。そうだね、間違いなく僕らにとっての大きなチャンスになるよ。だからこそ、高い信頼性が必要になるのは間違いないね。


2017年第14戦シンガポールグランプリは、日本時間9月15日(金)19時から始まるフリー走行で幕を開ける。舞台となるのはマリーナベイ市街地コース、湾岸地区に仮設される市街地コースとなる。

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