レースを終始リードしたバルテリ・ボッタス
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《動画》2017年F1ロシアGP決勝レースハイライト – ボッタス初優勝

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2017年4月30日、F1第4戦ロシアGP決勝レースが行われ、メルセデスのバルテリ・ボッタスがF1キャリア初の優勝を成し遂げた。F1歴代107人目、フィンランド人としてはヘイキ・コバライネンに次ぐ5人目のウィナーとなったボッタスは「日頃僕は感情的ではないけど、フィンランドの国歌を聞くのはすごく特別だった。初めての勝利はなんだか夢のようだ。たくさんの勝利の始まりであるといいね」とレース後にその喜びを語った。

F1公式サイトがロシアGP決勝レースののハイライト動画を公開しているので紹介しよう。

F1ロシアGP動画ハイライト

レース開始前にマシンを降りたフェルナンド・アロンソ
ピットレーン入口にマシンを止めたアロンソの影響によりエクストラフォーメーション・ラップに
©FORMULA 1
スターティング・グリッドに着くためのフォーメーションラップ中に、マクラーレン・ホンダのアロンソのマシンにトラブルが発生。ERSのソフトウェア障害のためにアロンソはレースを始めることなくマシンを降りた。この影響によりエクストラフォーメーション・ラップが行われることになった。

2コーナーに向けてベッテルを追い抜いたボッタス
向かい風が強く、スリップストリームが効いたとベッテル

スタート直後の2コーナーまでの長いストレートを利用して、フェラーリ2台を抜き去りトップに躍り出るボッタス。「向かい風が強かったから、ボッタスはスリップストリームを上手く使ったんだよ」とレース後にベッテル。

ランス・ストロールは単独スピン

ウィリアムズのルーキーであるランス・ストロールは1周目に早くも単独スピン。

グロージャンとパーマーのクラッシュ

同じく1周目の2コーナーでハースのグロージャンとルノーのパーマーが接触。両者はここでレースを終えた。これによりコース上にはセーフティーカーが出動。

ダニエル・リカルドの右リアブレーキが燃える

リスタート直後にレッドブルのリカルドにアクシデントが。マシン後方右側のブレーキがオーバーヒート、為す術なくヘルメットを脱いだ。

レースを終始リードしたバルテリ・ボッタス

レースリーダーのボッタスは、1周あたりコンマ3秒ずつ2位ベッテルとのギャップを築く。

決勝レース終盤には周回遅れのマシンに捕まり、ベッテルに差を詰められる

終始ベッテルとの大きなギャップを維持していたボッタスだが、レース終盤に周回遅れのマシンに捕まりベッテルがその差を詰める場面も。

初優勝を決めたバルデリ・ボッタス
©F1
結局そのまま逃げ切りボッタスは初優勝の栄冠を手にした。動画はこちらから視聴できる。

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