フェラーリ9年ぶりのフロントロー独占の立役者となったキミ・ライコネン。1000分の59秒という僅差で惜しくもセバスチャン・ベッテルに届かなかったが、メルセデスのバルテリ・ボッタスを抑えての2番手を獲得した。
ライコネンはロシアGP予選Q3の最初のアタックでトップタイムを記録し、最後のアタックでも最初の2つのセクターを最速タイムで駆け抜けていたが、惜しくもタイム更新とならずベッテルの後塵を拝する結果に終わった。
ライコネン：ロシアGP予選後コメント
キミ・ライコネン
予選: 2位/1:33.253
「目標としているのはポール・ポジションだから、前回の予選よりかは嬉しいけど、やっぱり少し残念だよ。予選Q3の最後のアタックに出た時のアウトラップで、ちょっとトラフィックに引っかかっちゃってね、1回目のアタックの時よりもタイヤを上手く作動させることができなかったんだ。ちょっとトリッキーだったよ」
「2回目のアタックでは1回目のタイムに近い所にいたから、最終コーナーで攻めてみたんだけど上手くいかなかったよ。マシンの感触は今週末ずっと良くなってきてるし、ワンツーという結果はチームにとって悪くないね」
2017年のF1ロシアGP決勝レースは、日本時間の4月30日(日)21:00にスタートする。予選の詳しい模様については、F1ロシアGP《予選》結果とダイジェストを参照されたい。
