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F1日本GP2016《予選》Top3インタビュー

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予選後プレス・カンファレンス

Q:プレッシャーをはねのけての素晴らしい最後のラップでした。1000分の13秒差、距離にして82cm差でのポールでした。

ニコ・ロズベルグ
もちろん最後にこのような結果になって満足してるよ。週末を通してずっとうまくこなしてきたからね。マシンは良いバランスで感触も良かったし快適だったよ。だから最後にこのようなラップが可能だったんだ。うれしいよ。

Q:ルイス、この数年2番手からのスタートで勝利を掴んでますね。

ルイス・ハミルトン
そうだね、予選には満足してるよ。今週末は多くの仕事をし続けてセットアップしていき予選前には大きな変更もしたんだ。それを考えると、僅差での2番手は喜ばしいよ。やれることはやったしね、もう数週あったらもう少しタイムをあげられたかな。それに決勝で勝つためにポールである必要がないことは今までを見ればわかるしね。でもニコは週末を通して良い仕事をしたよね。

Q:キミ、素晴らしいラップでの3番手でした。今シーズン4度目です。ここ数戦と比べて少しばかりレッドブルよりも良い改善があったのではないかと思いますが?

キミ・ライコネン
正直そうは思わないよ。1週間前とマシンは何も変わってないよ。みんなが思ってるほど違いはないよ、でもこの結果は良いサプライズだったね。良いバランスにもっていくのはトリッキーだったけどうまくいっているしね。でも3番手は僕らが目指しているところではないよ。そうは言っても僅差だし悪くはないよね。

Q:さてポールのニコ、今週末のセッションすべてで最も速かったわけですが、Q3の最初のアタックではルイスが速かったですね。ルイスが言うようにここ2年ルイスは2番手スタートから優勝しています。あしたはどのように対処しますか?

ニコ・ロズベルグ
すべてをうまくやることだね。間違いなく明日はスタートが重要な要素、今週末は楽勝というわけにはいってないわけだから、スタートからの下り坂と、いつもよりも少しばかり低いグリップのせいで明日はおもしろい挑戦になるだろうね。それと、そして戦略をうまく機能させるために十分な長いスティントを走れるようタイヤをいたわること、すべてをうまくやる必要があるね。

Q:ニコ、F1開催30年を迎えるここ鈴鹿で3年連続ポールを獲得したわけですが、最終走行のセクター3があなたとルイスの明暗を分けたものといえると思います。Q1最初の走行のあとであなたが感じていたプレッシャーについてと、最終走行のセクター3をうまくこなせた理由について教えてください

ニコ・ロズベルグ
単純に素晴らしいラップだった。うまくやれるとわかっていたしね。うまくラップをまとめられると分かっていたし、Q3の最初のラップはパーフェクトじゃなかったから、気持ちを切り替えて最後のラップに挑んでそれがうまくいったんだ。

Q:なぜ完璧でなかったのですか?

ニコ・ロズベルグ
わからないよ。何かちょっとグリップがなかったように感じたし、それでうまくいかなかったのだと思うけど、説明できないな。

Q:分かりました。ではルイス、マレーシアでの失望から力強く舞い戻ってきたわけですが、あなたが言っていたように今週はセットアップに苦しんできました。とは言えメルセデスのレースペースを考えると恐らくはとても良い感じなのではないかと思いますがいかがですか?

ルイス・ハミルトン
そうだね、僕らは今週末はセットアップの点において違う方向性を試していて、予選中含めて大きな変更を施していたよ。フリー走行とは完全に異なるマシンで予選を迎えるのは簡単じゃないから、それを考えると比較的満足してるよ。明日のことを考えると、僕らは良い位置にいると思うよ。

Q:キミ、ここではバランスが重要です。あなたはここ数日そして今日の午後も、チームラジオでアンダーステアに対する不満をぶつけていましたね。このことについてと、Q1でソフトタイヤを使ったことについて教えてください。レッドブルはQ2とQ3にだけソフトタイヤを使用しQ1では使わなかったわけですが、このことはあなたが3位を獲得するための良いバランスを見つける手助けとなりましたか?

キミ・ライコネン
そうだね、別に害はないよね明らかに。僕が言っているのは、同じコンパウンドのタイヤを多く持っていた方が通常より簡単だからうまくやれるけど、それは別としてあなたが言うほどひどくはない予選だったよ。僕らは予選を含めて週末ずっとアンダーステアに悩まされてて、それが原因でセクター1ですこしタイムをロスしてたわけだけど、最後にはちょっと良くなったよ。それからは明らかに速かったけど、それは全体におけるほんの少しのことであって、いろんなことすべてをうまくやれたことで、多かれ少なかれマシンはかなり良くなっていったんだ。セブがペナルティでグリッドダウンしてしまうのは残念だけど、明日がどうであれ今日と同じように頑張るよ。

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