ハースはシャークフィンにカーナンバーとドライバー名を表示
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あなたはどう思う?F1マシンに乗るドライバーを識別しやすくするための新ルールが発行、各チームがマシン画像を公開

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ファン目線での改革を推し進めているF1の新オーナーであるリバティーメディアは、観客とテレビ視聴者がマシンに乗るドライバーをより識別しやすいように規約を変更した。これは、カーナンバーとドライバー名を従来よりも大きく目立つようにマシンに表示することを強制するものだ。これは今週末のスペインGPから有効となる。

カーナンバー
高さ230mm以上、文字線幅40mm以上
ドライバー名
高さ150mm以上、文字線幅30mm以上

共にマシンカラーとは対象的な色を用いることが義務付けられる。この施策により、文字サイズは従来より31%程拡大することになる。

シャークフィンに表示されたカーナンバーとドライバー名
©MercedesAMGF1
エンジンカバーに国旗とカーナンバーとドライバー名を表示したメルセデス。

ハースはシャークフィンにカーナンバーとドライバー名を表示
©HaasF1Team
ハースF1チームもエンジンカバーと一体になったシャークフィンにドライバー名をプリント。

レッドブルはシャークフィンにカーナンバーのみを表示
©redbullracing
レッドブルはカーナンバーのみをシャークフィンに掲載。ドライバー名はどこに表示されるのだろうか?

まだ全てのチームが新マシンを公開したわけではないが、広告スペースとして有効利用されているシャークフィンに掲載するチームが大部分を占めそうだ。表示義務自体はルール化されたものの、どこに何をどのように表示するかについての細かな指定はないため、各チーム毎に表示場所が異なってくることはやむを得ないだろう。

今回の規約改定は前戦ロシアGPの週末に決定され、チームはわずか2週間でこれに対応することを迫られた。マシン外観はチームに資金をもたらすスポンサーにとって絶好のマーケティング機会となっているため、場合によってはスポンサーとの調整などに手間取るチームもあったことと思われる。

以前よりは各ドライバーを見分けやすくなるのではないかと考えられるが、あなたはどう思われるだろうか?

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