FIA、2018年F1暫定カレンダーを発表 / ドイツとフランスが復活 全21グランプリに増加copyright fia.com

FIA、2018年F1暫定カレンダーを発表 / ドイツとフランスが復活 全21グランプリに増加

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19日にスイスのジュネーブで開催されたFIA世界モータースポーツ評議会で、2018年のF1世界選手権のカレンダーが承認された。来シーズンは21のグランプリで構成される事が暫定発表され、フランスGPとドイツGPがF1に戻ってくる事が明らかになった。

フランスGPとドイツGPの復活

フランスGPはマニクール・サーキットで開催された2008年のグランプリ以来初めてのF1復帰となる。ただし、開催が予定されているのはマニクールではなく、ポール・リカール・サーキット。ポール・リカールはフェラーリのアラン・プロストが勝利した1990年のレース以来、実に27年間もF1から遠ざかっているコースである。

フォーミュラワン会長兼最高経営責任者のチェイス・キャリーは、カレンダーが承認された事に触れ、以下のように述べた。

「ドイツとフランスのグランプリが2018年に開催されることを誇りに思います。フランスは1950年に初めて世界選手権を飾った7つのレースのうちの1つであり、10年の時を隔ててF1にカムバックします。会場はポール・リカール・サーキットとなる予定です」

来季は今シーズンよりも1つ多い21のグランプリが開催されることになるが、F1経営陣は闇雲に新しいGPを開催することは望んでいない。キャリーによれば、新しくF1グランプリを開催したいと考える多くの主催者候補からのアプローチがあったが、既存のGPをファンにとってより充実したイベントにしたいとの思惑から、これらを断ったと言う。これによりF1全体の利益が拡大すると考えられている。

キャリーはまた「全ての関係者が準備により多くの時間がかけられるように、我々は来シーズンのカレンダーを早期に確定する事を望んでいました」と語り、主催者側の負担軽減に努めている事を強調した。

なお、フランスGPとドイツGPの復活の背景には、FIA会長のジャン・トッドの意向が強く働いたと見られる。フランス人のトッドは次のように語った。

「FIAは、フランスとドイツのグランプリをカレンダーに戻したいと思っています。何故ならば、両者ともにスポーツで長きかつ豊かな伝統を持っているからです」

2018年暫定F1カレンダー

伝統の2つのグランプリの復活の他に目立ったところとしては、今年4月に開催されているロシアGPが9月開催に変更された点が挙げられる。開幕戦と最終戦はオーストラリアGPとアブダビGPとなっており、こちらは今年と同じである。

日時 サーキット グランプリ
3月25日 メルボルン オーストラリアGP
4月8日 上海 中国GP
4月15日 サヒール バーレーンGP
4月29日 バクー アゼルバイジャンGP
5月13日 バルセロナ スペインGP
5月27日 モンテカルロ モナコGP
6月10日 モントリオール カナダGP
6月24日 ポール・リカール フランスGP
7月1日 シュピールベルク オーストリアGP
7月8日 シルバーストーン イギリスGP
7月22日 ホッケンハイム ドイツGP
7月29日 ハンガロリンク ハンガリーGP
8月26日 スパ・フランコルシャン ベルギーGP
9月2日 モンツァ イタリアGP
9月16日 シンガポール シンガポールGP
9月30日 ソチ ロシアGP
10月7日 鈴鹿 日本GP
10月21日 オースティン アメリカGP
10月28日 メキシコ メキシコGP
11月11日 サンパウロ ブラジルGP
11月25日 ヤス・マリーナ アブダビGP