ホンダF1の長谷川祐介
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ホンダF1「上海はパワーユニットに厳しいコースレイアウト」2017年F1中国GP《Preview》コメント

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ホンダF1の責任者を務める長谷川祐介は、中国GPが開催される上海インターナショナル・サーキットについて、パワーユニットに厳しいコースレイアウトだと述べ、オーストラリアに引き続きマクラーレン・ホンダが苦戦する可能性に言及した。

中国グランプリへ向けて

長谷川祐介
ホンダF1プロジェクト総責任者

「シーズン開幕戦のオーストラリアGPはマクラーレンにとって厳しいものとなりましたが、我々の現在のポジションを確認することができました。解決すべきネガティブな点とポジティブな点の両方がありました。私たちはパワーユニットの信頼性を確認できましたが、性能面で改善の余地があることも理解しています」

「中国GPではよりチャレンジングになることを期待しています。ここではセットアップやマシンバランスに影響を与える気象条件の変化が予測にくいので、一般的に不透明なところがあります。サーキットそのものとしては、低速と中速のコーナー、そして2つの非常に長いストレートがあるためパワーユニットに厳しいコースです。準備とセットアップが鍵を握ることになるでしょう。マクラーレンと協力してパッケージから最大のものを引き出すべく最善を尽くしていきます。できるだけ多くの情報を収集することが重要となるでしょう。長いシーズンとなりますが、我々は全てのレースで進化を求めていきます」


マクラーレン・ホンダはオーストラリアGPをエンジントラブル・フリーで終えたものの、マクラーレンが製造を担当する車体側にトラブルが続出。長谷川祐介が述べたように、パワーユニットの信頼性は確認できたものの、車体側の信頼性が問われる状況となっている。ブーリエは中国GPに向けての公式発表の中で「パフォーマンスよりマシンの信頼性を確保することが重要」との認識を示している。

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