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レッドブル「母国でのリタイヤに失望、ファンに申し訳ない」2017年F1オーストラリアGP決勝後コメント

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3月26日に行われた2017年F1シーズンの開幕戦となったオーストラリアGP決勝。レッドブルのマックス・フェルスタッペンは5位、母国レースとなったダニエル・リカルドは残念ながらリタイヤという結果に終わった。

オーストラリアGP決勝後コメント

マックス・フェルスタッペン
決勝:5位

「スタートは本当に良かったけど、1コーナーで外に出ちゃったのは残念だった。キミ(・ライコネン)のマシンから流れてきた乱気流のせいで彼を抜くことができなかったんだ。ペースはそんなに悪くなかったので、ちゃんと彼に付いていけた。その点は良い驚きだったし、後ろからのプレッシャーもなかったんだ。レースをすべて走りきった時点で、フェラーリとメルセデスからそんなに離されなかったのは良かったよ。今朝の時点で心配していたことだったから、今はホッとしてる。身体的には問題なかったよ。正直言って去年よりも気分はいいんだ。」

「クルマは、予選よりもかなりクイックに動いてくれた。決勝では前のマシンに接近して走行するのは難しかったよ。2秒以内のレンジに入った瞬間にそれを感じたし、その状況で走行してしまうとタイヤ痛めてちゃうんだ。中国GPに向けて、僕らはマシンを改善していかなきゃならないし、今日のレースのペースは良かったものの、ある特定の状況においてはまだ十分に速いとは言えないね。」
 

ダニエル・リカルド
決勝:リタイヤ

「母国でこういう結果にはなりたくなかったよ。よりによって自分のホームレースでリタイヤするなんて。最も悔しいことだよ。昨日の予選でクラッシュしてしまったから、状況は既に良くなかったんだけど、今日はウォームアップラップの時にトラブルが出てしまい、これに続いてレース中に2番目の問題が発生してしまった。マシンが止まってしまったので何もできなかったよ。でもまだ最初のレースだから、上手くやりさえすればこれから良くなっていくよ。今は確かに失望してるけど、それはそれ。明日起きたら中国GPに向けてのモチベーションに溢れてるさ。」

母国オーストラリアGPのレコノサンスラップでのマシンストップに唖然とするダニエル・リカルド
©F1

「ファンのことを考えてる。彼らは僕の走りを見たかっただろうと思うから、、でも今週末に来てくれた皆に心から感謝してるよ。僕が止まってしまっても彼らはまだ応援してくれたし、僕の名前を叫んでくれていたよ。彼らのサポートに本当に感謝してるんだ。また、ガレージの仲間達は今週末に何時間も働いてくれて、今日も何とか僕をコース上に戻してくれた。素晴らしい仕事をしてくれたよ。残念ながら上手くはいかなかったけど。マックス(・フェルスタッペン)のペースには勇気づけられたね。今結果として見えている以上に僕らのマシンは優れていると思う。でもそのためにはパズルを解かないとね。」

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