2017年F1オーストラリアGPの公式記者会見でコメントするセバスチャン・ベッテル
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ベッテル「2017年はメルセデス独走とはならない」F1オーストラリアGP 2017年公式会見

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2017年のF1開幕戦オーストラリアGPを控えた3月23日、メルボルンで公式の記者会見が開催された。会見に出席したのはセバスチャン・ベッテル、ルイス・ハミルトン、ダニエル・リカルド、フェルナンド・アロンソの4人。

今季マシンは10年前のものより速い

会見の中で、フェラーリのセバスチャン・ベッテルは、今年のマシンについて質問され、「マシンパフォーマンスについて言えば、テストでの感触から言うと今年のマシンは今までに僕らが乗ったマシンの中で最も速いマシンだと思う。コーナリングが速くて最高のフィーリングだよ。たぶん10年前より少し速いくらいと思うよ」とコメント。レギュレーションの大幅な変更があったにも関わらず、極めて高いポテンシャルを秘めたマシンを作り出したチームの労をねぎらった。

メルセデスをキャッチアップできる

また、まだチーム間の序列については分からないとしながらも「(会見に出席した)僕ら全員がメルセデスに対しキャッチアップできると思うよ」とコメントし、メルセデスの独走体制の崩壊の可能性を匂わせた。フェラーリの2017年マシンSF70Hは、開幕戦に先立って行われたプレシーズンテストで最速タイムを記録しており、今年メルセデスに肉薄することが期待されている。

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